記事 新製品開発 トヨタが考える「究極の自動運転」とは? 2020年までにどこまで実現可能なのか トヨタが考える「究極の自動運転」とは? 2020年までにどこまで実現可能なのか 2016/02/18 2020年を1つのマイルストーンとし、各社で「自動運転」の技術が研究・開発されている。日本でも自動車専用道路や一部の公道での自度運転の実証実験がスタートしているが、その現実はどのようなものか。トヨタ自動車 FP部 部長 BR高度知能化運転支援開発室 室長 鯉渕 健氏は「自動運転は決して“Fun to drive”をなくすものでなく、ドライバーの運転時も含めて幅広い応用が効く技術だ」と語り、人とクルマが協調する自動運転を目指す方針を明らかにした。
記事 新製品開発 清水建設 CTO 石川氏のノウハウ「未来洞察力を磨き、問題設定力を高めることが重要」 清水建設 CTO 石川氏のノウハウ「未来洞察力を磨き、問題設定力を高めることが重要」 2016/02/04 フェロー、CTOの高い業績の背景には、独自の考え方、思考・行動の原則=ノウハウがある。これらのノウハウには、企業の創造力、イノベーション力を高めるパワーがある。そして、日本を元気にするヒントがある。本連載では、フェロー、CTO自身に、自らのノウハウを語っていただく。第17回は、清水建設常務執行役員 技術研究所長 技術戦略室長 石川 裕氏に聞いた。石川氏は、トップとして研究開発をリードするのみならず、地震工学の第一人者として、我が国の地震のハザードマップを作成するなど、社内のみならず社外でも活躍されている。
記事 次世代電池 やっぱり東京ガスが「電力自由化」の勝者になる やっぱり東京ガスが「電力自由化」の勝者になる 2016/01/29 4月1日から始まる電力小売の完全自由化では異業種参入が相次ぎ、「新電力」各社の家庭用契約の獲得合戦たけなわ。東京ガスもそれに加わっている。電力自由化が始まった翌年の2001年に、大口需要家向けで参入して以来15年の実績があり、出資するENNET(エネット)は現状、新電力の中では41.1%のシェアを占めている。家庭への「ラストワンマイル」を握る強みのほか、東京ガスには電力自由化の「勝者」になれるさまざまな条件が揃っている。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ヤンマーとコメ卸の神明HD、ITやドローンで農業の生産効率化 ヤンマーとコメ卸の神明HD、ITやドローンで農業の生産効率化 2016/01/15 ヤンマーとコメ卸最大手の神明ホールディングスは15日、コメ生産の効率化や農業経営の安定化のため、協業すると発表した。
記事 新製品開発 富士フイルム、なぜ銀塩の「チェキ」がデジカメよりも儲かるのか 富士フイルム、なぜ銀塩の「チェキ」がデジカメよりも儲かるのか 2016/01/15 富士フイルムホールディングスといえば、インフルエンザ薬の「ファビピラビル・アビガン」が脚光を浴び、液晶用偏光板保護フィルムで世界シェアの約80%を握るなど「オンリーワン、ナンバーワンの技術、製品」で語られることが多い。その一方で、要素技術を巧みにインテグレーションしてアイデア豊かなヒット商品を生み出してきたメーカーでもある。その代表的な製品がかつての「写ルンです」であり、現在の「チェキ」だ。アジア、欧米での「チェキ」人気で、消滅間近かと思われた銀塩フィルム写真カメラが大復活を遂げた。
記事 組み込み・産業機械 自動車のセキュリティどう守る? NCC Group 「CERT C」の第一人者が解説 自動車のセキュリティどう守る? NCC Group 「CERT C」の第一人者が解説 2016/01/14 IoT時代の到来により、組込みデバイスはセキュアであることが非常に重要な要件として求められるようになった。その実現には、開発段階からセキュリティを意識したコーディングが必須となる。それは自動車でも同様だ。「電子制御装置(ECUs)への攻撃は、もはや理論上のものでなくなった」と指摘するのは、セキュアコーディング「CERT C」の第一人者であるNCC GroupのRobert Seacord氏だ。
記事 組み込み・産業機械 GEやGMも採用、DevOpsの課題を解決する統合プラットフォームとは GEやGMも採用、DevOpsの課題を解決する統合プラットフォームとは 2016/01/12 東陽テクニカ主催の「QAC User's Meeting 2015」に登壇したElectric Cloudは、エンド・ツー・エンドのDevOps統合プラットフォームを提供している企業だ。創業者であるスタンフォード大学のJohn Ousterhout氏は、Tcl/Tkの開発者としても知られている。同社の日本法人、Electric Cloud Japanの伊藤仁智氏は、世界15ヵ国200社以上の顧客を有する同社の主力製品について紹介した。
記事 新製品開発 災害対策と子育てから生まれた意外なヒット商品「ベビースリング」人気の秘密とは 災害対策と子育てから生まれた意外なヒット商品「ベビースリング」人気の秘密とは 2016/01/08 2011年の東日本大震災から、「災害対策」というキーワードはあらゆる場所で聞こえるようになった。スリングライフアドバイザー 辻 直美氏は、レスキューナースの経験から、災害現場における子育ての安定と親子の安全を可能にするヒット商品「ベビースリング」を開発した。しかし、ヒットの理由は災害対策目的だけではなかった。災害現場発想の商品がヒットした秘密を探る。
記事 組み込み・産業機械 組込み機器向けのコーディングに「MISRA C」が効果的な理由 組込み機器向けのコーディングに「MISRA C」が効果的な理由 2016/01/05 車載製品のソフトウェアの安全性と信頼性を支援するために作られた団体「MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)」。同団体は、C言語のためのソフトウェア設計標準規格「MISRA C」を開発したことでも知られている。なぜ組込み機器の開発にMISRA Cを活用するのがよいのか。C言語とはどう違うのか。MISRA C 研究会に所属するビースラッシュの宇野結氏が解説した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ トヨタ、ビッグデータ・センター(TBDC)を開設 米UIEvolutionに出資も トヨタ、ビッグデータ・センター(TBDC)を開設 米UIEvolutionに出資も 2016/01/05 トヨタ自動車は4日、クルマの「つながる」技術に関する取り組みを強化すると発表した。米国で、2017年以降のモデル切り替えから車載通信機(データ・コミュニケーション・モジュール:DCM)の搭載率を高め、その後、順次、米国以外の地域にも対象地域を拡大する。
記事 組み込み・産業機械 CPUのマルチスレッド対応は、セキュアコーディングにおける大きな障壁になっている CPUのマルチスレッド対応は、セキュアコーディングにおける大きな障壁になっている 2015/12/21 CPUの著しい性能向上により、ソフトウェアも大きな恩恵を受けてきた。しかし、現在は従来のアプローチではCPU性能を高められず、マルチコアアーキテクチャーやハイパースレッディング・テクノロジーに移行し、この問題を解決しようとしている。ところが、こうした変化に対して「予測不可能で脆弱性にかかわる問題を増やしてしまう恐れがある」と警鐘を鳴らすのが、1985年以来、ソフトウェア静的解析のパイオニアとして、コーディング標準の検査と欠陥検出の技術を提供してきたProgramming Research社のEvgueni Kolossov氏だ。
記事 組み込み・産業機械 制御システムセキュリティ、過去4年の脆弱性は他の分野よりも深刻度が高い-JPCERT/CC 制御システムセキュリティ、過去4年の脆弱性は他の分野よりも深刻度が高い-JPCERT/CC 2015/12/21 2014年の1年間で、ソフトウェアの脆弱性は約1万5000件も発見されている。そのうち制御システム製品の脆弱性を集めたものに「ICS-CERTアドバイザリ」がある。これを共通脆弱性評価システム「CVSS v2」で評価したところ、過去4年間における制御系の脆弱性は、他の分野よりも深刻度が高いことがわかった。こうした制御システムの脆弱性にどう対応していくべきか。JPCERTコーディネーションセンター(以下、JPCERT/CC)の久保正樹氏が語った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ スマートシティでのIoTデバイス数、4割増の16億台に 2018年には家庭向け100億台超え スマートシティでのIoTデバイス数、4割増の16億台に 2018年には家庭向け100億台超え 2015/12/11 ガートナーイギリス本社は、2016年に16億台のIoTデバイスがスマートシティで使用されるという予測を発表した。2015年から39%の増加が見込まれるという。
記事 IoT・M2M・コネクティブ SIerはIoTビジネスの『おいしいところ』を持っていける? PoC的にまず実践を! SIerはIoTビジネスの『おいしいところ』を持っていける? PoC的にまず実践を! 2015/12/04 IoT(Internet of Things)のコンセプトが議論された時期は終わり、さまざまな業界業種でソリューション開発に向けた取り組みが本格化しつつある。これはIT業界にとっての大きなビジネスチャンスの到来であることは言うまでもない。そうした中で立ち上がったのが、NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC)とアットマークテクノのパートナーシップである。IoTの現在と今後、IoTビジネス本格化に向けSIerやアプリケーションデベロッパーに求められるもの、そして、IoTビジネスが「おいしい」理由まで、両社のキーマンが語り合った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ Apple Watchのビジネスモデルとは? デバイスの“通知と測定”がもたらすもの Apple Watchのビジネスモデルとは? デバイスの“通知と測定”がもたらすもの 2015/12/03 自動車や家電までも巻き込んで、あらゆるモノが接続し、自動的なコミュニケーションを始めるIoT(Internet of Things)社会がやってきました。いまや、電話やメールなどの各種情報を通知する機能と、位置情報や健康状態などの人間と密接に関連した情報をリアルタイムに計測する機能を備える新たなデバイスが続々と登場しています。これらの“通知と測定”が、IoT時代のビジネスにどのような影響を与えるのでしょうか。Apple Watchを例に考察してみましょう。
記事 IoT・M2M・コネクティブ LIXIL、東大 坂村健教授と共同で「LIXIL IoT House」プロジェクト開始 LIXIL、東大 坂村健教授と共同で「LIXIL IoT House」プロジェクト開始 2015/12/02 LIXILは2日、住生活におけるIoTの活用に向けた「LIXIL IoT House プロジェクト」を開始すると発表した。東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター長の坂村健教授の協力を得て、実証実験施設(2017年竣工予定)を建設する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 三菱重工、陸上風車の運転管理にIoT活用 大量の運転データを即座に分析 三菱重工、陸上風車の運転管理にIoT活用 大量の運転データを即座に分析 2015/12/02 三菱重工は、再生エネルギー事業における陸上風車のメンテナンスにIoTを活用したモニタリングシステムを導入した。ウフルとトレジャーデータが導入を手がけた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 東大 暦本純一教授が語る、IoTの次に待ち受ける「IoA」とは何か 東大 暦本純一教授が語る、IoTの次に待ち受ける「IoA」とは何か 2015/11/26 東京大学 大学院情報学環の暦本 純一 教授は、IoT(Internet of Things)のその先には人の可能性を広げる「IoA(Internet of Ability)」の世界があると説く。同氏は、ソニーで長年にわたりARやUIなどの研究に携わり、いまもソニーコンピュータサイエンス研究所の副所長を務めている人物だ。「PTC LiveWorx Japan 2015」に登壇した暦本教授は、未来の暮らしのあり方に影響を与える自身の研究成果を披露した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ マイクロソフトがIoTで目指す世界 「Windows 10 IoT」に迫る マイクロソフトがIoTで目指す世界 「Windows 10 IoT」に迫る 2015/11/21 日本マイクロソフトは17日、同社のWindows 10 IoTの特徴や今後の日本での展開を発表した。登壇したのは、米マイクロソフト ゼネラルマネージャー ロドニー・クラーク氏、同ゼネラルマネージャー カール・コーケン氏、日本マイクロソフト 業務執行役員 菖蒲谷 雄氏の3人。それぞれ、IoT市場の動向、Windows 10 IoTの概要、今後の日本での方向性について語った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ フォルクスワーゲンの排ガス不正問題にみる、自動運転技術実用化への課題 フォルクスワーゲンの排ガス不正問題にみる、自動運転技術実用化への課題 2015/11/13 ここ数年における自動車業界のトピックは、なんといっても自動運転技術だ。日本政府は、オリンピックイヤーの2020年までには都内で自動運転車を走らせるとして、一般道での試験走行も行われた。自動車メーカーも自動運転技術実用化に向けて開発に余念がない。そうした中で、欧州自動車メーカーのフォルクスワーゲンによる排気ガス規制の不正問題によって業界に激震が走った。この2つのトピックは、自動車のセキュリティ対策に新たな視点を提起しているように見える。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 富士通、PCと携帯電話事業をそれぞれ分社、グループ内IoT関連事業は集約へ 富士通、PCと携帯電話事業をそれぞれ分社、グループ内IoT関連事業は集約へ 2015/10/29 富士通は29日、PC事業と携帯電話事業を行う100%子会社を設立するとともに、富士通グループ内のIoT部門を集約すると発表した。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「最後の1cmを埋める」──20年先を見据えたサトーのIoT戦略とは? 「最後の1cmを埋める」──20年先を見据えたサトーのIoT戦略とは? 2015/10/16 「モノのインターネット」と言われるIoT(Internet of Things)は、もはやただのトレンドワードではなく、実際に多くの企業が活用し、さまざまなビジネスが動いているフェーズだ。ハンドラベラーの発明や熱転写方式バーコードプリンタの開発などで業界をリードしてきたサトーは、IoTをどのように捉えているのか。同社が目指す次の20年にわたるIoT戦略について紹介する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoTの裏側にビジネスモデルをどう描くか──IoT導入における課題を経営層が徹底討論! IoTの裏側にビジネスモデルをどう描くか──IoT導入における課題を経営層が徹底討論! 2015/10/16 先ごろ開催された「Salesforce Summer 東京」の併催イベント「IT事例研究会/経営者ラウンドテーブル」。本研究会では、大手・中堅製造業の経営層や役員を対象に、「日本の製造業におけるIoTをどう捉えるべきか」という視座から、先進企業の事例紹介と徹底討論が行われた。IoTに関わる課題を経営視点で捉え、グローバルな競争力を高めるために、国内企業は一体どうすればよいのだろうか?
記事 IoT・M2M・コネクティブ 【特集】大手・中堅製造業の経営層が徹底討論 IoTをビジネスにどう活かすか? 【特集】大手・中堅製造業の経営層が徹底討論 IoTをビジネスにどう活かすか? 2015/10/16
記事 IoT・M2M・コネクティブ 日本の製造業に求められる「マイクロバーティカル」なIT戦略とは何か? 日本の製造業に求められる「マイクロバーティカル」なIT戦略とは何か? 2015/10/06 競争と変化の激しい現代において、ITのスピード化は企業の競争力を生む源泉の一つだ。ビジネス環境の変化に柔軟に対応するため、企業には適切なIT投資が求められている。「Business Innovation Day 2015」の基調講演では、日本の製造業に求められるITのキーワードとして、マイクロバーティカル、IoT、アジャイルが語られた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 「これが他社に真似できますか」元AWS 玉川憲氏が立ち上げたソラコムってどんな会社? 「これが他社に真似できますか」元AWS 玉川憲氏が立ち上げたソラコムってどんな会社? 2015/10/02 9月30日に、これまでにないIoT向け通信サービスを発表したソラコム。同社のビジネスは、クラウド上にキャリアグレードのパケット交換機能をソフトウェアとして実装したことを基盤にしています。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 東大 森川博之 教授が、「IoTは地方の企業が主役」と語る理由 東大 森川博之 教授が、「IoTは地方の企業が主役」と語る理由 2015/09/17 2015年9月、長野県塩尻市にある塩尻インキュベーションプラザにおいて、東京大学 森川 博之教授を招いてのIoTセミナーが開催された。IoTやM2Mは中堅・中小企業がチャレンジしやすいと言われ、地方企業も注目している分野であるが、情報はやはり大都市発信のものが多い。長野で開催された本セミナーでは、IoTの可能性について、森川教授が地元IT企業の経営者たちに直接語りかけた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ GEが「Predix」で実現するIoT、インダストリアル・インターネットの「正体」とは GEが「Predix」で実現するIoT、インダストリアル・インターネットの「正体」とは 2015/09/17 世界中でIoT(Internet of Things)の取り組みが活発だ。米国でその中核にあるのが、GE(ゼネラル・エレクトリック)が中心となって提唱する「インダストリアル・インターネット」で、GEはこれを産業機器と新しいテクノロジーを融合させる新しい産業革命と位置づけている。GE Global Software Center バイスプレジデントのウィリアム・ルー 氏は、「インダストリアル・インターネット」を18世紀の「産業革命」、20世紀後半の「インターネット革命」に続く「第3の波」と位置づけた。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoT利用企業はたったの5%、しかも9割は社内用途 IoT利用企業はたったの5%、しかも9割は社内用途 2015/08/26 国内でIoTを利用している企業は、調査対象となった6,906社のうち、4.9%の340社にとどまっていることがわかった。製造/資源セクターの利用率がもっとも高く6.7%で、流通/サービスセクターの5.0%が続いた。IDC Japanが調査を実施した。