記事 スマートシティ・MaaS MaaS(マース)とは? 移動の何が変わるのか、目的やメリットをわかりやすく解説 MaaS(マース)とは? 移動の何が変わるのか、目的やメリットをわかりやすく解説 2020/03/12 日本でも数年前からビジネスシーンを中心に話題になっているMaaS(マース:Mobility as a service)。しかし、ちょっと曖昧な語源のためもあり、誤解している人も多いようだ。さまざまな業界の当たり前を変える可能性を持つ、MaaSの真の意味をもう一度確かめておきたい。世界に先駆けてMaaSという概念を提唱したフィンランドを訪れ、『MaaS入門 まちづくりのためのスマートモビリティ戦略』をまとめた筆者の経験から、MaaSはいったいどういう概念で、交通をどう変えるのか、どんな効果が得られるのかを解説する。
記事 3Dプリンティング 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 3Dバイオプリンティングが実用化、皮膚に直接プリントする3Dプリンターは何ができる? 2020/03/10 やけどその他で皮膚に損傷がある人に対し、片手で持てるデバイスで人工皮膚を直接プリントして治療するという方法が注目されている。デバイスそのものが開発されたのは2018年だが、2020年に入り真皮層まで達した深い損傷に対応する治験を豚で開始し、満足できる結果が出ているという。このような人工皮膚の開発は世界でも進んでいるほか、人間の臓器や体の一部をプリントするという試みも広がっている。
記事 次世代電池 事例でわかる企業の再生エネ対応 イオンや大和ハウス工業、戸田建設のアプローチは 事例でわかる企業の再生エネ対応 イオンや大和ハウス工業、戸田建設のアプローチは 2020/01/08 「ESG投資」、「SDGs」、「RE100」といった言葉が浸透し、コンサルティングを行っている当社が企業から相談を受けることも増えた。先行して取り組みを始めている企業を見ると、中には、単純に大きなコストをかけて実現している企業もある一方、コスト抑制やマーケティング効果を最大化する工夫を行っている企業も存在する。本記事では、そうした工夫を行っていると考えられる事例(イオン、大和ハウス工業、戸田建設)の再生可能エネルギーへの対応をピックアップし、現実的な取り組みについて考えてみる。
記事 スマートシティ・MaaS 連載:MaaS時代の明日の都市 連載:MaaS時代の明日の都市 2020/01/01 2 テクノロジーを活用して「移動」をシームレスにつなぐ概念、MaaS(マース)。これまでの移動体験の概念が変わりつつある現在、モビリティジャーナリストの筆者が、都市の今と未来を考える。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 日本は「IoTおむつ」でトップになれる? “35年は安泰”と言えるワケ 日本は「IoTおむつ」でトップになれる? “35年は安泰”と言えるワケ 2019/12/23 おむつの中がぬれたらセンサーが感知、無線通信を介して保護者や介護者に知らせ、取り替えを促し下半身の清潔を保つ「IoTおむつ」。すでに市販されている製品もある。IoT(モノのインターネット)の中でニーズ、市場性ともにあり、政府の「働き方改革」「少子化対策」の追い風もあって早く普及しそうだ。国内市場は、少子化で出生数が減っても高齢者の需要は右肩上がりが予想される。海外に目を向ければ、出生増が続くと見込める地域がある。ベビーテックかつ介護テックでもあるIoTおむつの研究開発競争で、いま世界の最前線にいるのが、日本である。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoT市場は今後どうなる? 急速に立ち上がるIoTセキュリティの「市場」と「懸念」 IoT市場は今後どうなる? 急速に立ち上がるIoTセキュリティの「市場」と「懸念」 2019/07/17 新たなビジネス、知識、価値、サービス等の創出が期待されるIoT。もはや当たり前に聞くようになったキーワードだが、実際にはどのような市場が形成されているのだろうか。出荷台数ベースのIoT機器市場やIoTセキュリティ市場、マイクロコントローラーの市場など、IoT関連市場の今後の動きを詳しく分析する。
記事 次世代電池 エネルギー業界も直面する「GAFAに対する危機感」、デジタル化で何が変わるのか エネルギー業界も直面する「GAFAに対する危機感」、デジタル化で何が変わるのか 2019/07/08 世界では、IoT・AI・ロボットなどの技術革新により、第4次産業革命と言われるような経済のデジタル化が大きく進んでいる。エネルギー分野もその例外ではなく、デジタル化を進める数多くのアイデアが生まれており、この波にいかに乗るかが問われている。本記事では、エネルギー業界のデジタル化の流れを押さえるために、そのフロンティアであるシリコンバレーの歴史を紐解きつつ、その具体的な取り組みについて考えてみる。
記事 IoT・M2M・コネクティブ IoTの本格導入が進まない理由は“2つの課題”があるからだ IoTの本格導入が進まない理由は“2つの課題”があるからだ 2019/07/02 製造業や流通業、建設業などさまざまな業種・業界の企業がIoTシステムを構築し、新しいビジネスを展開し始めている。IoTシステムを実装するためには、さまざまな技術が必要になる。特に「ネットワークの品質」と「ネットワークセキュリティ」はシステム導入効果を左右する重要な要素であり、かつ大規模なIoTシステム導入を阻む課題にもなっている。そうした課題をどう解決していけばいいのか、本稿ではそのヒントを提示する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ スマートホーム制御はシェア4割でアマゾンが圧勝、次なる戦いはどこか? スマートホーム制御はシェア4割でアマゾンが圧勝、次なる戦いはどこか? 2019/06/25 5月にサンフランシスコで開催されたスマートホームに関するカンファレンス、「コネクションズ」。その中で、スマートホーム機器の販売だけではなく、いかに顧客へのサービスから企業が収益を上げられるのかが議論されるパネルディスカッションが行われた。特にAmazon Alexaの強さが際立つスマートホーム プラットフォームの現状と求められる役割、今後のスマートホームの発展などについて、グーグルやサムスン、IFTTTら多様な立場の登壇者が語った。
記事 3Dプリンティング 伊福精密 社長を直撃、3D金属プリンタで「金型レス」にいち早く取り組んだ理由 伊福精密 社長を直撃、3D金属プリンタで「金型レス」にいち早く取り組んだ理由 2019/06/21 3D金属プリンタなどを積極的に活用し「金属加工の駆け込み寺」「基礎加工技術と金属プリンタのワンストップサービス」を目指す取り組みを進めている伊福精密。同社は、ワイヤーカット加工、型彫放電加工、NC細穴放電加工、マシニングセンタ、切削加工機などを用い、さまざまな材料での精密加工、金型部品加工を主たる業務としています。高度な切削加工技術や3D金属プリンタを用いて、「金型レス」のものづくりでどのように顧客の課題解決をしているのか。伊福元彦 社長に直接お聞きしました。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 全米最大のホームセンター「ホームデポ」が発見した“3種のスマートホームユーザー” 全米最大のホームセンター「ホームデポ」が発見した“3種のスマートホームユーザー” 2019/06/12 家庭内IoT、スマート家電、コネクテッドホームなどの言葉はここ数年でかなり一般にも浸透してきた感がある。しかしデータによるとこうしたスマートホーム機器を所有している世帯数は米国のような先進的な市場でもまだ33%で、67%が今後開拓すべき市場として残されている。そんな中、実は小売がこの市場に迫ろうとしている。特に、全米最大のホームセンター、ホームデポは顧客を分析・セグメント化して戦略的に売り込みをかけようとしている。サンフランシスコで開催されたコネクションズというイベントの内容から、同社の思惑を読み解こう。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ベビーテックとは何か? 育児での活用事例や注目の製品、市場規模を解説 ベビーテックとは何か? 育児での活用事例や注目の製品、市場規模を解説 2019/06/06 核家族の共働き夫婦やシングルマザー/ファーザーにとって、「育児の効率化」は喫緊の課題だ。時間も人的リソースも限定されている中で、育児をこなすのは並大抵のことではない。そんな育児の負担をITで軽減するのが、「ベビーテック(ベビテク)」である。少子高齢化が急速に進む日本でも、ベビー用品・関連サービスは拡大している。ニーズが高い領域なのだ。
記事 新製品開発 製造業に「遺伝的アルゴリズム」はなぜ必要?メリットは?活用事例を交えて解説 製造業に「遺伝的アルゴリズム」はなぜ必要?メリットは?活用事例を交えて解説 2019/06/04 製造現場に劇的な変化が起こりつつある。多品種少量生産が中心になったことで、工場にある物理的な要素すらも機動的に変える必要が出てきた。そして、こうした変化に対応するため、工場やプラントの各種データを分析する手法として「遺伝的アルゴリズム」に注目が集まっている。製造現場で何が起きているのか、プラントのデータ分析に遺伝的アルゴリズムをどう活用すればよいのかを解説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 東京大学 越塚登教授が語る、「データ駆動型社会」を実現するための3つのポイント 東京大学 越塚登教授が語る、「データ駆動型社会」を実現するための3つのポイント 2019/05/17 5回にわたってお届けしてきた一般社団法人インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI)主催イベントの講演レポート。最終回となる今回は、東京大学 教授でユビキタス情報社会基盤センター長の越塚登氏による「製造プラットフォームオープン連携事業」についての講演、ならびに本事業に参加した企業(DMG森精機、ファナック、三菱電機、日立製作所など)によるパネルディスカッションの内容を取り上げます。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 製造業のデータ流通「CIOF」とは? 4つのフェーズで「つなぐ」を実現する--IVI 西岡氏 製造業のデータ流通「CIOF」とは? 4つのフェーズで「つなぐ」を実現する--IVI 西岡氏 2019/05/09 現在、大小さまざまな企業がデジタルの力を活用したスマートなものづくりに取り組んでいるのではないでしょうか。ではこうした取り組みはどう進めていけばいいのでしょうか。今回はこうした取り組みを考えるうえで参考になるIVI 西岡 靖之理事長(法政大学 教授)の講演、 「IVIシンポジウム2019 -Spring- ~スマート・シンキングが拓くものづくりの未来~」を紹介します。西岡理事長は「スマート・シンキング」という考え方、デジタル化実装手法「IVIM(Industrial Value Chain Implementation Method)」、製造業のデータ流通のためのフレームワーク「CIOF(Connected Industries Open Framework )」などについて解説しました。
記事 次世代電池 クリーンエネルギー「100%義務付け」へ、米カリフォルニア州に見る商機 クリーンエネルギー「100%義務付け」へ、米カリフォルニア州に見る商機 2019/04/24 2018年9月、米国のカリフォルニア州において、同州内で使用される電気に関して、2030年までに電力の60%を再生可能エネルギーで、2045年までに100%を再生可能エネルギーなどのクリーンエネルギーで賄うよう、電気事業者に対して義務付ける法案「Senate Bill 100(SB 100)」が成立した。トランプ大統領就任後、「パリ協定」からの離脱を表明するなど、米国の気候変動問題への対応が混迷する中、改めて同州は独自に気候変動問題に対応していく姿勢を明示した形となった。今回は再生可能エネルギーの導入などに関して世界をリードしてきたと言われているカリフォルニア州の歴史を紐解き、気候変動問題対策としての再生可能エネルギー政策の最前線を概観する。
記事 新製品開発 材料開発を超高速化する「マテリアルズ・インフォマティクス」とは何か? 材料開発を超高速化する「マテリアルズ・インフォマティクス」とは何か? 2019/04/11 これまで材料開発の現場は、主に実験と理論計算によって支えられてきた。近年、その現場に「情報科学(インフォマティクス)」のアプローチが加わることで、材料開発のスピードや効率が飛躍的に改善されつつある。ここでは、こうした取り組み「マテリアルズ・インフォマティクス」について基礎から詳しく解説していく。
記事 次世代電池 クリーンテック(Cleantech)とは何か? エネルギー産業を変える「3D」「5D」の潮流 クリーンテック(Cleantech)とは何か? エネルギー産業を変える「3D」「5D」の潮流 2019/03/08 世界のエネルギー構造・産業は、変革の波にさらされている。足下ではシェール革命の影響が大きいが、さらなる変革が同時並行的に進行している。スタンフォード大学では、それを「Decarbonization(脱炭素化)」「Decentralization(分散化)」「Digitalization(デジタル化)」という3つのメガトレンド(=「3D」)として教えられる。さらに日本では「Depopulation(人口減少)」と「Deregulation(自由化)」の2つを加えた「5D」も無視できない。今、シリコンバレーではこの「3D」「5D」をビジネス機会としてとらえたスタートアップがいくつも起ち上がり、日本企業を含む大手を巻き込みながら時代の波に適応しようと奮闘している。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 嗅覚IoTセンサーで何が実現する?“センサー王国”日本の「最後のフロンティア」 嗅覚IoTセンサーで何が実現する?“センサー王国”日本の「最後のフロンティア」 2019/03/04 電子部品「センサー」の全世界の出荷額は、スマホ向け需要の好調さもあり過去5年で倍増した。通信機能を持つ「IoTセンサー」は、通信の「5G」の普及を追い風に今後めざましい勢いで伸びると予測される。世界トップシェアのセンサー王国、日本にとっては最後のフロンティアで、次世代成長分野最有力候補と目されるのが、匂いを検知する「嗅覚センサー」である。最有力プロジェクトは、チップに「感応膜」を組み込んだ「MSS(膜型表面応力センサー)」だ。
記事 次世代電池 「小水力発電」とは何か?清水建設やリコーも参入の「知られざる成長分野」 「小水力発電」とは何か?清水建設やリコーも参入の「知られざる成長分野」 2019/02/08 大手の建設会社、精密機器メーカー、ガス会社などが「水力発電」を次々と手がけている。特に、運転出力の小さい「小水力発電」については、FIT(固定価格買取制度)による売電市場規模が2020年まで4年間で2倍に、さらに2020年代の10年間で2.3倍になるという高い成長性が見込まれている。政府のエネルギー政策も好意的で、異業種にとっても参入する価値がある事業といえる。同ビジネスの最前線と今後の展開を解説しよう。
記事 次世代電池 グーグルが実践、「正しいスマートシティの作り方」 グーグルが実践、「正しいスマートシティの作り方」 2019/02/05 30年後、世界人口の約3分の2が都市部に居住すると予想されている。そうなると、空気汚染や混雑、居住スペース不足や通勤ラッシュなどの問題がいっそう引き起こされる可能性がある。 これら一連の社会課題をICTで解決しようとしているのが「スマートシティ」だ。ではスマートシティ化はどう進めるすべきなのか。
記事 次世代電池 手術ロボットとは何か? ダヴィンチらが市場規模を拡大、問題点はどこに 手術ロボットとは何か? ダヴィンチらが市場規模を拡大、問題点はどこに 2019/01/16 これまで手術は、ほとんどすべて人の手によって行われてきた。しかし、手術ロボットによって状況が劇的に変化しつつある。手術ロボットは年率5%程度の成長率で市場が拡大しており、AIやAR(拡張現実)などのテクノロジーとの相乗効果でさらなる発展が見込まれる。その将来性や普及の課題などの市場展望について解説する。
記事 次世代電池 インドが死に物狂いでバイオ燃料に注力するワケ インドが死に物狂いでバイオ燃料に注力するワケ 2019/01/10 13億の人口を抱えるインドでは近年、都市部での大気汚染がひどく、その深刻さは世界屈指ともいわれている。その汚名返上の効果もねらって、現政権が注力しているのが、バイオ燃料の普及だ。きれいな空気を取り戻すだけでなく、ほかにもさまざまなメリットが期待できるバイオ燃料。現地在住のインド人コンサルタントが、インドのバイオ燃料事情を詳説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 東芝デジタルソリューションズ 錦織弘信社長が描くCPS戦略、匠の技とデジタル融合 東芝デジタルソリューションズ 錦織弘信社長が描くCPS戦略、匠の技とデジタル融合 2018/11/16 2018年5月に全社変革計画「東芝Nextプラン」において、「社会インフラ」「エネルギー」「電子デバイス」「デジタルソリューション」への取り組み強化を発表した東芝。「デジタルソリューション」事業の重責を負うとともに、ものづくりとデジタルの融合「CPS:サイバーフィジカルシステム」への取り組みのキーとなる企業が東芝デジタルソリューションズだ。同社は自らをどう変革し、生き残りをかけようとしているのか。東芝デジタルソリューションズの取締役社長 錦織弘信氏が語った。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 仁義なき「地図アプリ」戦争、なぜ最強グーグルにウーバーらは挑戦するのか 仁義なき「地図アプリ」戦争、なぜ最強グーグルにウーバーらは挑戦するのか 2018/11/15 このところ米国では地図アプリを巡る攻防が盛んになっている。これまで地図といえばGoogle Mapが大きなシェアを占めていた。しかしウーバー、リフトなどのライドシェアサービスを提供する企業が次々に独自の地図アプリ開発を宣言。自動運転を実現するには欠かせない地図を囲い込むことが成功の鍵になりつつある。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 日本で進まないアジャイル開発、組織のどこに問題があるのか? 日本で進まないアジャイル開発、組織のどこに問題があるのか? 2018/11/08 IoTやAI、ロボティクス、AR/VRなどの革新的技術を駆使したスマートビジネスが台頭している。それらは従来からのビジネスモデルや市場構図を変える可能性を秘めるものの、技術が未成熟で一筋縄でいかない。こうした状況下ではアジャイル開発が有効だが、国内の調査では44%の企業が実施していない。そこでITR 取締役 リサーチ統括ディレクター/プリンシパル・アナリストを務める金谷敏尊氏が、国内外におけるスマートビジネスの現状や課題、日本企業が何をすべきかを解説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ ロサンゼルスがスマートシティ化に必死、背景には五輪とインフラ老朽化 ロサンゼルスがスマートシティ化に必死、背景には五輪とインフラ老朽化 2018/11/02 2028年に五輪を招聘するロサンゼルス市がスマートシティ化に向けて大きく動き始めた。通信会社AT&Tを始め官民協力体制の下、世界一のスマートシティが誕生するという。同市がスマートシティ化を進めるのには理由がある。その理由と、同市が打ち始めた施策、さらに、スマートシティ化への課題をお伝えする。
記事 IoT・M2M・コネクティブ FIWAREとは何か? 基礎からわかるスマートシティ標準のIoTプラットフォーム FIWAREとは何か? 基礎からわかるスマートシティ標準のIoTプラットフォーム 2018/11/01 2 「官民データ活用推進基本法」などの法整備が進むことで、日本でもスマートシティへの取り組みが本格化し始めた。ただし、その推進に向けた“壁”の1つが、システムごとに独自フォーマットで管理されたデータの整備だ。その解決に向け注目を集めているのが、欧州の官民連携プロジェクトで開発/実証された基盤ソフトウェアの「FIWARE(ファイウェア)」である。本記事では、FIWAREの仕組みやメリット・デメリットについて解説する。
記事 IoT・M2M・コネクティブ なぜローソンやライオンが「家電見本市」に参加したのか? なぜローソンやライオンが「家電見本市」に参加したのか? 2018/10/22 10月16日から開催されていた「CEATEC JAPAN 2018」。従来の「家電見本市」という位置づけを超えて、農業、建設・土木、都市インフラ、スマートシティ、医療・ヘルスケア、物流・流通などの展示も行われた。なぜローソンやライオン、LIXILといった、従来の枠組みでは考えられない企業群が出展したのか。業界の垣根を超えた「異業種競争」の現場を追った。
記事 次世代電池 原油増進回収法(EOR)とは何か? 既存の原油を効率的に回収するための技術動向 原油増進回収法(EOR)とは何か? 既存の原油を効率的に回収するための技術動向 2018/10/05 石油の回収量を上げるのに最も効果的なのは新油田を発見することだが、そう簡単に見つかるものではない。そのため、大手石油メジャーが80年代から既存油田を活かすべく力を入れてきたのが、原油を効率的に回収するための手法である「原油増進回収法(Enhanced Oil Recovery:EOR)」だ。あまりなじみのない領域かもしれないが、日々その技術は洗練されている。最新の技術動向と原油採取の現状、ならびに今後の展開について、フロスト&サリバンジャパン成長戦略シニアマネージャーの伊藤祐氏が解説する。