記事 ERP・基幹システム LIXIL CIO小和瀬浩之氏インタビュー:予算規模300億の基幹系刷新プロジェクトの狙い LIXIL CIO小和瀬浩之氏インタビュー:予算規模300億の基幹系刷新プロジェクトの狙い 2015/03/06 トステムやINAXなどの5社が、2011年4月に統合して誕生した住宅設備機器メーカー最大手のLIXIL(リクシル)。サッシ、バスルーム、キッチンなどではシェア1位を誇り、国内ではダントツの存在感を示す。現在は住生活産業におけるグローバルリーダーを目指し、急ピッチでグローバル化を推進している。そうした中、2014年1月にCIO(最高情報責任者)に抜擢された小和瀬浩之 氏に課されたミッションが、グローバルな「One LIXIL」を実現するためのIT基盤の構築だ。予算規模300億円とも言われる「L-Oneプロジェクト」とはどのようなプロジェクトなのか?グローバル経営とITの関係、日本企業におけるIT部門の役割などについて聞いた。
記事 CRM・SFA・コールセンター CRMベンダー4社をガートナーが比較、セールスフォース、SAP、オラクル、MSの動向 CRMベンダー4社をガートナーが比較、セールスフォース、SAP、オラクル、MSの動向 2015/03/05 2014年の世界CRMソフトウェア市場(売上額)におけるトップベンダーは、上から順にセールスフォース、SAP、オラクル、マイクロソフトとなった。しかし1位のセールスフォースでも市場シェアは16%に留まっており、4社すべてを合わせても46%で半数にも届いていない。こうした現状の中、2020年にユーザー企業のベストパートナーとなり得るベンダーはどこなのか。ガートナーのマイケル・マオズ最上級アナリストが、「CRMメガベンダーの競争」をテーマに解説した。(2017年10月13日追記)
記事 市場調査・リサーチ ICT決済権を持つビジネスパーソンに聞く、IaaSベンダー選定のポイントや利用用途は? ICT決済権を持つビジネスパーソンに聞く、IaaSベンダー選定のポイントや利用用途は? 2015/03/03 企業に勤めるICT「決済権」を持つ20代から60代の男女1000人に対してクラウド総研が行った「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査」。企業担当者がパブリッククラウド・IaaSに対してどのような意識を持っているか、また実際の利用状況や検討状況、そして初期投資額や月額投資額の費用の内訳を紹介した前回記事に引き続き、今回はパブリッククラウド・IaaSの具体的な利用用途や、クラウドインテグレーターを選定のポイントにも触れる。
記事 市場調査・リサーチ クラウド総研が決済権者1000人に調査 AWS、AzureなどIaaSに投資する金額は? クラウド総研が決済権者1000人に調査 AWS、AzureなどIaaSに投資する金額は? 2015/02/28 クラウド総研は、企業に勤めるICT「決済権」を持つ20代から60代の男女1000人に対してパブリッククラウド・IaaSに関する大規模調査を実施した結果を発表した。「企業のパブリック・クラウドに関するブランド別利用実態・意識調査」では、企業のIaaSに対する意識、投資額、利用用途、クラウドベンダーに対するイメージなどが浮き彫りになった。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「攻めのIT投資」と「守りのIT投資」の企業は何が違う? 国内企業の実態調査 「攻めのIT投資」と「守りのIT投資」の企業は何が違う? 国内企業の実態調査 2015/02/25 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)は、前回2013年10月に発表した「日米IT投資比較調査」に続いて、今回新たに「国内企業における『攻めのIT投資』実態調査」を実施した。今回の調査もIDCジャパンの協力により、国内企業331社の経営層や事業部門等、「非IT部門」の責任者を対象としたWebアンケートを行った。
記事 データベース NTTデータがPostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(後編) NTTデータがPostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(後編) 2015/02/24 PostgreSQLを大規模なミッションクリティカルなシステムの中で使うには、どのようなノウハウが求められるのか。オープンソースの利用に積極的なNTTデータがその事例を、1月26日に開催されたイベント「NTTデータオープンソースDAY 2015」で紹介しています。講演内容をダイジェストにしました。
記事 データベース NTTデータがPostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(前編) NTTデータがPostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?(前編) 2015/02/23 現在のシステム構築では、オープンソースのソフトウェアを使うことは当たり前になってきています。PostgreSQLはそうした中で主にエンタープライズ向けのデータベースとして着実に事例を増やしてきています。その中で、PostgreSQLを大規模なミッションクリティカルなシステムの中で使うには、どのようなノウハウが求められるのか。オープンソースの利用に積極的なNTTデータがその事例を、1月26日に開催されたイベント「NTTデータオープンソースDAY 2015」のセッション「NTTデータとPostgreSQLが挑んだ総力戦。PostgreSQLを極限まで使い切ったその先に見たものとは?」で紹介しています。講演内容をダイジェストにしました。
記事 営業戦略 営業代行は自社営業マンの代わりになるのか?5つのカテゴリ別にみた成功例・失敗例 営業代行は自社営業マンの代わりになるのか?5つのカテゴリ別にみた成功例・失敗例 2015/02/20 新規顧客の獲得や既存顧客との継続的な関係構築は、企業の成長にとって必要不可欠だ。そこで重要な鍵を握るのが、効果的、効率的な営業活動である。現在ではその営業活動を代行してくれるサービスがいくつか存在しているが、具体的にはどのようなサービス形態が提供されているのだろうか。また、その利用メリットや課題は何なのか。営業代行サービスを提供する企業や、実際に利用した企業が成功例や失敗例などを語るパネルディスカッションが行われた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR すかいらーく 神谷勇樹氏が明かす、1か月半で100万DL達成の「ガストアプリ」開発秘話 すかいらーく 神谷勇樹氏が明かす、1か月半で100万DL達成の「ガストアプリ」開発秘話 2015/02/18 「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」など、全国に約3000店舗を構え、2014年10月には再上場を果たしたファミレス最大手のすかいらーく。同社の店舗には、年間のべ4億人がおとずれる。そのすかいらーくで、ビッグデータを活用したマーケティング施策を手がけているのが、マーケティング本部 インサイト戦略グループ ディレクターの神谷勇樹氏だ。第3回ITACHIBA会議に登壇した神谷氏は、2014年の上半期において「(前年同期比で)広告宣伝費を3億円削減したが、売上は40億円増となった」と取り組みの成果を明かした。
記事 新規事業開発 長谷工の事業開発にみる、大企業の新規事業を成功に導く6つのポイント 長谷工の事業開発にみる、大企業の新規事業を成功に導く6つのポイント 2015/02/17 マンション建設では、40年以上にわたって業界首位の座に君臨する長谷工コーポレーション。現在、同事業に次ぐ第二の基幹事業を育てるべく、住宅関連サービスの新規事業開発に積極的に取り組んでいる。その一翼を担っているのが長谷工アネシスだ。大企業では新規事業とはいえ、100億単位の市場規模が求められる。そのような新規事業をどう開発していけばよいのか。長谷工アネシス 常務執行役員の松﨑篤氏が同社での取り組みを基に、新規事業開発のツボを明かした。
記事 CRM・SFA・コールセンター オムニチャネル時代の競争に勝つため、いま真に求められているCRM活動とは? オムニチャネル時代の競争に勝つため、いま真に求められているCRM活動とは? 2015/02/16 日本の低成長時代に勝ち残るため、企業にとって事業収益の最大化が経営の大きなテーマとなっている。電話やメールに加えてWeb、SNS、チャット、実店舗などチャネルが多様化する今、どうすれば顧客のロイヤリティを高めて、良好な関係を保ち続けることができるのか。「コンタクトセンターCRMが顧客価値を最大化する」と題して、セールスフォース・ドットコム 飯塚 純也氏が語った。
記事 シンクライアント・仮想デスクトップ クライアント仮想化の投資対効果は?IDCが発表、導入企業全体のROIは439.4%に クライアント仮想化の投資対効果は?IDCが発表、導入企業全体のROIは439.4%に 2015/02/16 IDC Japanは16日、2014年に実施したユーザー調査および取材をもとに、クライアント仮想化市場の ROI(投資対効果)の算出と分析を行った結果を発表した。
記事 ウェアラブル 注目はヒアラブル、ウェアラブル市場は2億台へ グーグル失敗でスマートウォッチ席巻 注目はヒアラブル、ウェアラブル市場は2億台へ グーグル失敗でスマートウォッチ席巻 2015/02/16 フロスト&サリバンの調査によると、2019年のウェラブル市場の売上台数は2億台に到達する見込みであることがわかった。デバイス別シェアでは、スマートウォッチが55%となり、同市場で中心的な役割を担うことになるという。調査を手がけた日本オフィス ICTリサーチ部門長のマーク・アインシュタイン氏は「ウェアラブルデバイスのトレンドは“ヒアラブル”。見た目で明らかにウェアラブルとわからないものが注目を集める」とする。
記事 流通・小売業界 オムニチャネルの先駆者、東急ハンズの長谷川秀樹執行役員が語る「勝てるIT」の真髄 オムニチャネルの先駆者、東急ハンズの長谷川秀樹執行役員が語る「勝てるIT」の真髄 2015/02/12 生活雑貨を主体に、プロ用の工具や素材・材料類まで多様な品揃えが特徴の東急ハンズ。オムニチャネル先駆者として2005年にECサイトを開設し、2014年には年商約10億円の規模にまで成長を続けている。また、自社システムの開発ノウハウを活かし、2013年にはハンズラボというSI会社を設立した。東急ハンズは、どのようにしてIT部門を「ビジネスに直結する」組織へと変革してきたのだろうか。第3回ITACHIBA会議において、同社執行役員兼ハンズラボ代表取締役社長の長谷川秀樹氏が明かした。
記事 データセンター・ホスティングサービス キヤノンITソリューションズ、AWSの課金代行、監視、運用サービスを提供開始 キヤノンITソリューションズ、AWSの課金代行、監視、運用サービスを提供開始 2015/02/09 キヤノンITソリューションズは9日、「アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)」を活用したシステム構築サービスと、AWS関連サービスを本日から開始すると発表した。
記事 SDN・SD-WAN SDNは検証から実用期へ、IDCが発表 Cisco、VMware、ミドクラのアプローチに明確な差 SDNは検証から実用期へ、IDCが発表 Cisco、VMware、ミドクラのアプローチに明確な差 2015/02/04 IDC Japanは4日、国内のSoftware-Defined Network(以下、SDN)市場におけるベンダーやデータセンター事業者の動向調査結果を発表した。
記事 IT戦略・IT投資・DX NRI鈴木良介氏xKADOKAWA大谷イビサ氏:CIOとCMOの戦争、ITベンダーは誰をどう支援? NRI鈴木良介氏xKADOKAWA大谷イビサ氏:CIOとCMOの戦争、ITベンダーは誰をどう支援? 2015/02/03 さまざまな立場の人が入り乱れて会議を行う「ITACHIBA(異立場)会議」。第3回となる今回は「勝つためのIT」をテーマに掲げ、東急ハンズ執行役員・ITコマース部長、ハンズラボ代表取締役の長谷川 秀樹 氏、すかいらーく マーケティング本部 インサイト戦略グループ ディレクターの神谷 勇樹 氏、野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 主任コンサルタントの鈴木良介氏、KADOKAWA ASCII.jpの大谷イビサ氏らが登壇し、「変化の激しい時代を生き残る戦略的ITとはなにか?」について、会場メンバーを巻き込みながら大いに語り合った。ここではまず、大谷氏による鈴木氏への公開インタビューの一部をお届けする。
記事 データセンター・ホスティングサービス ネットワールド、プリペイド方式で利用可能な「ニフティクラウドクレジット」提供開始 ネットワールド、プリペイド方式で利用可能な「ニフティクラウドクレジット」提供開始 2015/02/02 ネットワールドは2日、ニフティとディストリビューター契約を締結し、同社のパブリッククラウドサービス「ニフティクラウド」を販売開始すると発表した。また、ニフティクラウドでは初めてとなるプリペイド方式で利用可能な「ニフティクラウドクレジット」で提供される。
記事 デザイン経営・ブランド・PR マルチファセット・マーケティングとは何か?レッドブルも行うマーケティング新潮流 マルチファセット・マーケティングとは何か?レッドブルも行うマーケティング新潮流 2015/02/02 ビッグデータ、カスタマー・エクスペリエンス、マーケティング・オートメーション、コンテンツ・マーケティング──。今、ITを駆使したマーケティング関連のキーワードが次々に現われている。それらを総合的に考えると、いったい今後のマーケティングはどうなっていくのか。日本マーケティング学会 副会長で、中央大学ビジネススクール(大学院戦略経営研究科)教授の田中洋氏は、「流行り言葉も時間が経つと本当に実現することがある」 と指摘する。田中教授は、こうした新しいキーワードの成り立ちやその意義をひもとくとともに、いま注目を集めつつある「マルチファセット・マーケティング(Multifaceted Marketing)」について解説した。
記事 IT戦略・IT投資・DX 触覚わかるスマホ、フォグコンピューティング--フロスト&サリバンが15の予測を発表 触覚わかるスマホ、フォグコンピューティング--フロスト&サリバンが15の予測を発表 2015/01/28 世界的調査会社のフロスト&サリバンは27日、「2015年:15のトレンド予測」を発表した。フロスト&サリバン ICT部門グローバル バイスプレジデントのブライアン・コットン氏は、新しいリーダーの登場や広告の高度化、ソーシャルのビジネス活用拡大、リアルタイム技術の進展、ウェルネスエクスペリエンス、自動運転といった技術の台頭に合わせて、Airbnb(エアビーアンドビー)やUber(ウーバー)を超える新しいビジネスモデルが生まれる可能性があるとの見通しを示した。
記事 IT戦略・IT投資・DX 「ITは戦略投資の一部」 ガートナーがCIOに提唱、デジタル推進のための3つの逆転思考 「ITは戦略投資の一部」 ガートナーがCIOに提唱、デジタル推進のための3つの逆転思考 2015/01/26 ガートナー ジャパンは21日、世界84カ国、2810名のCIOに調査を実施対象として、CIOが抱える次年度の課題を調査した「世界CIO調査」の結果を発表。ガートナー ジャパン 長谷島 眞時氏、山野井 聡氏は「デジタライゼーションを進めていく上で、CIOの役割がより重要になってくる」と指摘し、調査結果や先行してデジタル化に取り組むCIOの活動実例をもとに、CIOがデジタル化を推進していく上で重要な3つの逆転思考を解説した。
記事 金融業界 名古屋銀行、ネットバンキングシステム「bankstage(バンクステージ)」を構築 名古屋銀行、ネットバンキングシステム「bankstage(バンクステージ)」を構築 2015/01/23 名古屋銀行は、新しい個人向けインターネットバンキングサービス「bankstage(バンクステージ)」を構築、2015年1月23日から稼動を開始する。富士通が手がけた。
記事 IT戦略・IT投資・DX 投資リソースの配分を考慮したITサービスマネジメント支援ツールとは 投資リソースの配分を考慮したITサービスマネジメント支援ツールとは 2015/01/22 ゾーホージャパンは、昨年11月にInformation Technology Infrastructure Library(以下、ITIL)準拠のインシデント管理ツールを無料提供すると発表した。このツールは、全世界で25,000社以上に導入され、小規模から大規模事業者まで、あらゆる規模のITサービスを支援するツールだ。先頃開催された「ITサービスマネジメントセミナー 2014」に登壇した同社の曽根禎行氏は、本ツールの無料版を提供した背景や、ITサービスマネジメントを企業に浸透させていく際に重要な点など、同社の考えについて説明した。
記事 IT戦略・IT投資・DX IT業界注目の4つの超大型プロジェクト、人手不足へ2つの対応策:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(59) IT業界注目の4つの超大型プロジェクト、人手不足へ2つの対応策:篠崎彰彦教授のインフォメーション・エコノミー(59) 2015/01/22 欧州のデフレ懸念、原油価格の急落、ウクライナを巡るロシアと欧米との対立、中国経済の減速懸念などにより、年明けから金融市場では不安定な動きがみられる。日本経済を取り巻く環境には厳しい材料も多いが、ITという面からみると違った景色もみえてくる。今回は、2015年以降にIT業界が直面する4つの超大型プロジェクトを通して、どのような課題と可能性があるのかを考えてみよう。その過程で、日本経済全体を展望していく際のヒントが得られそうだ。
記事 IT戦略・IT投資・DX Linuxはもちろん、OpenStackでもダウンタイムゼロへ。独SUSEが譲らない高可用性の水準とは? Linuxはもちろん、OpenStackでもダウンタイムゼロへ。独SUSEが譲らない高可用性の水準とは? 2015/01/19 ドイツ発のLinuxベンダーとして長い実績を誇るSUSE。同社が年に一度開くテクニカルイベントが、2014年12月、東京・虎ノ門ヒルズで開催された。今回のテーマは、「HA(高可用性)の再定義」。リリースされたばかりのSUSE Linux Enterprise Server 12に加え、OpenStackディストリビューションであるSUSE Cloudにおける同社ならでの最新のHA機能を紹介。ミッションクリティカル用途に向けて、Linux、OpenStackでいかにダウンタイムをゼロに近づけるかという、同社取り組みの最前線が明かされた。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 豚骨ラーメンの一蘭 吉冨学 社長のブランド戦略、商売の秘訣は「究極に絞り込むこと」 豚骨ラーメンの一蘭 吉冨学 社長のブランド戦略、商売の秘訣は「究極に絞り込むこと」 2015/01/16 「赤い秘伝のたれ」や「味集中カウンター」などのユニークな取り組みで知られる豚骨ラーメンの専門店「一蘭」は、1993年に1号店を開店してから着実に業績を伸ばし続け、今では年商100億を達成する一大チェーンへと成長した。この急成長の背後にあるのが、一蘭の吉冨学 社長が提唱する「一寸法師戦略」だ。吉富社長は「絶対的な商売の秘訣は、究極に絞り込んだブランドづくりにある」と強調する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ブランド一新のヤンマー、矢島孝應執行役員が進めるグローバルIT戦略 ブランド一新のヤンマー、矢島孝應執行役員が進めるグローバルIT戦略 2015/01/15 2014年3月31日、1959年から続いていた1つのテレビCMがひっそりと幕を閉じた。農業機械などを手がけるヤンマーが提供していた「ヤン坊マー坊天気予報」だ。もともとヤンマーは農業機械や小型エンジンなどで高い技術力を持つ企業だが、矢島孝應 執行役員は「それがなかなか世界に伝わらなかった」と吐露する。そこで同社は100年先を見据えて、新たなミッションステートメントを定義。テレビCMの終了とともに、2014年11月には大阪梅田駅前に新本社ビル「YANMAR FLYING-Y BUILDING」を建設した。ITの面でも「ヤンマープライベートクラウド」を構築し、「いつでもどこでも、必要な時に必要なリソースを用意でき、世界中の拠点に対しても同様のサービスを提供する」(矢島氏)考えだ。
記事 IoT・M2M・コネクティブ アクセンチュア消費者調査:IoTはハイテクの成長エンジン スマホなどの購入意欲は鈍化 アクセンチュア消費者調査:IoTはハイテクの成長エンジン スマホなどの購入意欲は鈍化 2015/01/14 米アクセンチュアは、2014年10月から11月にかけて、日本を含む世界24か国2万4千人の消費者を対象に、ウェアラブル端末や3Dプリンタなど最新デバイスや、スマートフォンや高精細TVといった既存分野のハイテク製品の消費意向に関する調査を実施し、調査レポート「Engaging the Digital Consumer in the New Connected World(ネットワーク等で相互に接続された来るべき新たな社会でデジタル消費者と向き合うには)」として発表した。これによると、既存分野のハイテク製品については消費者の購入意欲は減少傾向にある一方で、最新分野のデバイスに対する購入意欲は今後5年間では好調という。
記事 ITコスト削減 工数が3~4割減!? 攻めの情シス部門へ変貌した背景にあるPC運用管理の方法とは? 工数が3~4割減!? 攻めの情シス部門へ変貌した背景にあるPC運用管理の方法とは? 2015/01/09 大貫エレクトロニクスの情報システム部門は、「スマートクライアント標準PCサービス」を導入することで、具体的にどのように変わっていったのだろうか? 後編では、PCの調達、デリバリー・展開、故障対応、リプレイスという側面から、いかに情報システム部門の管理者工数が激減し、これまで手をつけたくても踏み込めなかった情報戦略の策定や戦略実行の支援など、コア業務に集中できるようになったのか、実際の業務シーン別にみていこう。