- 2016/06/07 掲載
JFEスチールが基幹システム刷新へ 各製鉄所のDB統合、IoT活用で業務プロセス改革
JFEグループは、2002年に川鉄とNKKが経営統合し、2003年に行われた事業再編の際に両社の鉄鋼部門が統合して発足。今回の刷新は、JFE発足時に行ったシステム統合を上回る大規模なプロジェクトになるといい、第1期として2019年3月の完成を目指して、製鉄所業務プロセス改革班が主体となって推進される予定。
製品の受注検討から納入までの製造に関する業務プロセスの効率性を高めるべく、これまで製鉄所ごとに保有していた基幹システムのデータベースを全社で一元化する。ビッグデータやスマートデバイス・IoTといった技術を活用していくほか、新しいデータベースには製造現場でのノウハウやナレッジも取り込み、世代交代が進む製造現場における人材育成、技能伝承の推進にも活用していく。
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