記事 製造業界 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 「2024年版 ものづくり白書」の要点まとめ、欧米企業に劣る…国内製造業の“ある指標” 2024/06/20 2 2024年5月、経済産業省、厚生労働省、文部科学省はものづくりに関連する技術や企業の動向について毎年取りまとめている「2024年版 ものづくり白書」を公開しました。ものづくり白書とは、政府がものづくりの基盤技術の振興に向けて講じた施策に関する報告をまとめた資料であり、2001年に発刊されてから今回で24回目となります。本記事では、300ページ超におよぶ「2024年版 ものづくり白書」の中から、長らく本白書をウォッチしてきた筆者の視点で、今年の注目すべきポイントを紹介します。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス JALの知られざる「セキュリティ戦略」、目指すは“航空機の安全文化レベル”の対策 JALの知られざる「セキュリティ戦略」、目指すは“航空機の安全文化レベル”の対策 2024/06/20 1951年に設立され、日本の航空会社で最も長い歴史を誇る日本航空。グループ企業190社、従業員数約3万6000人を抱える同社は、経産省が認定している「DX銘柄」に5回連続で選定されている。そうした先進的なDXを支えているのが情報セキュリティ戦略だ。2014年から強化され始めたセキュリティ対策だが、その目標は航空機の安全文化と同じレベルまで近づけることだという。いかにしてJALグループ全体のセキュリティを高めているのか、キーパーソンに話を聞いた。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 【危機】荷物“争奪戦”で運賃上がらず…船井総研ロジ赤峰氏が語る「最悪な物流事情」 2024/06/20 2024年4月、働き方改革に関する法律がトラックドライバーにも適用された。この「2024年問題」解決に向け、政府も「物流革新緊急パッケージ」など対策に動いている。これまで無関心であった荷主企業も無関係ではいられなくなった。あらゆる企業が「物流クライシス」への対応が急務となっているが、それにはDXがマストと言えるだろう。では、どう進めていけば良いのか。船井総研ロジ 取締役 常務執行役員の赤峰 誠司氏に、物流DXに向けた現状の課題や、推進ポイントなどについて聞いた。
記事 EV(電気自動車) テスラ充電部門「500人首切り閉鎖」の衝撃、裏にある「聞いて納得」の業界事情とは テスラ充電部門「500人首切り閉鎖」の衝撃、裏にある「聞いて納得」の業界事情とは 2024/06/20 米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラが今年4月、充電器部門を事実上閉鎖した。EVとは切っても切り離せない充電器部門を突然閉鎖したことに衝撃が走ったが、背景には、充電網をめぐる、ある「業界事情」が関係していると見られる。その事情とは何か。そして、この出来事は、この先EV業界にどんな影響を与えるのか。モータージャーナリストの御堀直嗣氏が解説する。
記事 金融規制・レギュレーション 「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ 「子持ち様」論争に拍車?雇用保険法と育児・介護休業法改正で不満募るワケ 2024/06/20 5月に改正雇用保険法と改正育児・介護休業法が成立した。育児と仕事の両立を支援する目的の法改正だが、むしろ現場に運用を丸投げしている印象がある。昨今、小さな子どもを持つ親を「子持ち様」とやゆする声も広がっているが、果たして今回の法改正は職場環境の改善につながるのだろうか。改正内容と考えうる影響について、解説する。
記事 人材管理・育成・HRM 採用活動で「即役立つ」4つの詳細プロンプト、ChatGPTで優秀な人財を獲得する方法とは 採用活動で「即役立つ」4つの詳細プロンプト、ChatGPTで優秀な人財を獲得する方法とは 2024/06/20 1 マイクロソフトやグーグルなど、人事や採用で生成AIを活用する企業が増えています。日本でも人手不足は深刻な問題であり、採用は重要な経営課題でしょう。では、採用で生成AIは具体的にどう活用できるのでしょうか。この記事ではChatGPTで「即使える」詳細なプロンプトとそのカスタマイズ例を紹介します。
記事 設備投資 壊滅的な「日本企業の設備投資」の大問題、なぜこのままだと「賃金上昇も遠のく」のか 壊滅的な「日本企業の設備投資」の大問題、なぜこのままだと「賃金上昇も遠のく」のか 2024/06/19 2 日本企業の設備投資が壊滅的状況となっている。経済を成長させる原動力は企業の設備投資であり、ここが動かなければ、生産性の向上も、それに伴う賃上げも実現できない。企業の設備投資を半ば強制的にでも増やす政策が必要だ。
ホワイトペーパー その他基幹系 支社を抱える企業の2大課題、「売上回収」「口座の見える化」解決のカギとは? 支社を抱える企業の2大課題、「売上回収」「口座の見える化」解決のカギとは? 2024/06/19 全国に支社や営業所を持つ企業では、各支社や営業所の口座の中に売上金が留保されている場合がある。また、本部に売上金を移す作業は手動で行うことが多いが、この作業は煩雑で、作業漏れのリスクもある。この資料では、こうした「売上回収」や「口座の見える化」といった企業の課題を一挙に解決できるサービス「BizHawkEye」を紹介する。
記事 EV(電気自動車) 日産自動車「次世代のクルマづくり」、脱炭素を目指す「生産現場DX」の軌跡とは? 日産自動車「次世代のクルマづくり」、脱炭素を目指す「生産現場DX」の軌跡とは? 2024/06/19 自動車業界は、大きな変革期に突入している。カーボンニュートラルの実現に向けての電動化やデジタル技術の発達による高度な知能化、複雑化が進行しつつあるからだ。急激な変化に対して、どのような対応が必要なのか。日産自動車の車両生産技術開発本部生産技術研究開発センター部長である住真夫氏が、生産システム「ニッサン インテリジェント ファクトリー」の事例紹介をまじえて、「次世代のクルマづくり」について解説する。
記事 建設・土木・建築 建設業 3割以上が“55歳以上”、慢性的な人手不足で活発化する「買収・合併」のリアル 建設業 3割以上が“55歳以上”、慢性的な人手不足で活発化する「買収・合併」のリアル 2024/06/19 1 経済の重要な柱として、人々の生活基盤を支えている建設業界。しかし、少子高齢化による若年労働力の減少や熟年労働者の引退により、現場の人手不足が深刻化しています。そうした人手不足は工事の遅延やコストの増加を招き、多くの企業が倒産の危機に瀕しています。その対策として、建設業界では、企業の買収・合併が活発化してきています。この働きによって、建設業はどう変わっていくのでしょうか。建設業界が持続可能な成長を実現するためにやるべきこととは。
記事 生命保険 第一生命の中計が大転換、ベネフィット・ワン買収後「非保険領域」に注力するワケ 第一生命の中計が大転換、ベネフィット・ワン買収後「非保険領域」に注力するワケ 2024/06/19 2 第一生命ホールディングスは2023年12月に官公庁や企業の福利厚生業務を担う「ベネフィット・ワン」へTOB(株式公開買付)を発表、2024年2月8日にはベネフィット・ワンの経営陣から賛同を表明される結果に落ち着いた。保険会社による非保険領域の取り組み強化は、日本生命が中期経営計画(中計)でもその取り組みをアピールしているが、今回の第一生命ホールディングス中計をどうみるべきなのか? 矢野経済研究所 ICT・金融ユニット 主任研究員 山口 泰裕氏が解説する。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 元任天堂プランナー手がける、サントリー健康アプリがスゴい…9割継続利用のワケ 元任天堂プランナー手がける、サントリー健康アプリがスゴい…9割継続利用のワケ 2024/06/19 1899年の創業以来、洋酒市場の創造を皮切りに国産ウイスキー造りやプレミアムビールの製造など、「やってみなはれ」の精神の下、時代ごとに新たな価値創造に挑んできたサントリー。そんな同社が現在、取り組んでいる価値づくりの1つが「健康経営サービス」であり、20年から提供を開始したサービスが「サントリー+(プラス)」だ。サントリー食品インターナショナル イノベーション開発事業部 課長代理を務める赤間 康弘氏がサントリー+の誕生の背景とその具体的な中身、目指すべき健康経営の“在り方”について解説した。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 花王の健康経営の知られざる裏側、10%もの高額医療費抑制に成功したカラクリ 花王の健康経営の知られざる裏側、10%もの高額医療費抑制に成功したカラクリ 2024/06/18 日本を代表する総合化学メーカーの花王。1887年に創業し、日本のトイレタリー市場をいち早く開拓してきた。同社は2000年頃から社員の健康施策に積極的に関わり、2008年にはトップメッセージとして「健康宣言」を発行するなど健康経営にも先進的だ。花王 健康開発推進部 健康開発推進部長/GENKIプロジェクト GENKIプロジェクトリーダー/花王健康保険組合 常務理事の守谷 祐子氏が、同社の健康経営の中身とポイント、歩き方と食べ方に着目したこれまでの施策、さらに高額医療費の割合の抑制などの成果について解説した。
記事 AI・生成AI 山口周が説く、生き残り戦略「アファーマティブ」から「クリティカル」ってなんだ? 山口周が説く、生き残り戦略「アファーマティブ」から「クリティカル」ってなんだ? 2024/06/18 AIをはじめとするテクノロジーの進化により、さまざまな分野でこれまでの常識が覆りつつある。DX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性が声高に叫ばれるものの、依然革新的な変化をできていない企業も多い。独立研究者・著作家・パブリックスピーカーの山口周氏は、「日本企業が今後生き残るためにはビジネスの転換が必要である」と語る。その詳細とは。
記事 エネルギー・電力 後回しにすれば「カオスな世界に…」、東大・杉山正和教授が説く「脱炭素の現在地」 後回しにすれば「カオスな世界に…」、東大・杉山正和教授が説く「脱炭素の現在地」 2024/06/18 日本の製造業界において停滞の時代が続く中、革新的な新たな発想が求められている。東京大学 先端科学技術研究センター 所長の杉山 正和氏は「1つの業種・領域に固執せず、いかに組み合わせの妙を働かせるかがカギとなる」と語る。中でも、地球資源が限界を迎え始めていることから、カーボンニュートラルへの重要性を説く。本稿では、同氏に製造業界や日本社会が持続的に発展していくために必要なことについて話を聞いた。
記事 損害保険 組込型保険のカギは「あの存在」、 ボルトテックやチャブが先を行く理由とは? 組込型保険のカギは「あの存在」、 ボルトテックやチャブが先を行く理由とは? 2024/06/18 前回の記事では実践編として、「Embedded Insurance(組込型保険)」の立ち上げに必要なプロセスと組込型保険の事例を紹介した。通常、組込型保険のサービスを組成するのは簡単ではないが、シンガポールのインシュアテック(保険テック)企業であるボルトテック(bolttech)やスイスの損害保険会社であるチャブ(Chubb)はどんどん事例を生んでいる。なぜこんなにも多くのサービスを生み出せるのか。絶対に押さえておきたい海外の組込型保険普及の潮流とともに紹介する。
記事 AI・生成AI 必要なのは「15秒」だけ?OpenAIの音声AI「もはや怖い」スゴすぎる実力とは 必要なのは「15秒」だけ?OpenAIの音声AI「もはや怖い」スゴすぎる実力とは 2024/06/18 OpenAIが今年3月に発表した、音声生成AIモデル「Voice Engine」。超短時間の音声サンプルから話者の声を模倣できる高い実力を持つ一方、そのクオリティの高さから悪用も懸念されている。日本でも現在、俳優や声優の声を無断で使用して作成される「AI声優」の問題が顕在化しており、政府が今月公表した新たな「クールジャパン戦略」内では、生成AIによる俳優や声優の声の利用・生成に関して、不正競争防止法との関係整理を行い、必要に応じて見直しを検討する旨が明記された。Voice Engineは、こうした悪用のリスクに対してどう対策を講じているのか。同ツールの特徴とともに解説する。
記事 市場調査・リサーチ 【4000社調査で判明】日本企業のリアルな「DX到達度」、足を引っ張る…残念な領域とは 【4000社調査で判明】日本企業のリアルな「DX到達度」、足を引っ張る…残念な領域とは 2024/06/17 2024年5月、情報処理推進機構(IPA)は「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2023年版)」を公表しました。「DX推進指標」とは、DX推進における社内課題の整理や対応策の検討時に役立つ参考資料であり、自社の実力を見える化できるチェック項目のようなものです。DXの取り組み内容に応じたランク付け(0~5)があり、これを参照することで自社の取り組みの成熟度を定量的に確認することができます。毎年、この「DX推進指標」に沿って、自社の取り組みを自己診断した結果が経産省に報告され、その内容をまとめたレポートが公表されているのです。本記事では、過去5年間のレポートの結果を振り返りながら、日本企業のDXの取り組みの変化を概観します。
記事 AI・生成AI 生成AIで検索市場が大変革、グーグル対抗の「Perplexity」が月40%も大躍進のワケ 生成AIで検索市場が大変革、グーグル対抗の「Perplexity」が月40%も大躍進のワケ 2024/06/17 生成AIの登場により、検索市場が大きく変わろうとしている。米国ではグーグル対抗のAI検索エンジン「Perplexity」の検索から流入するトラフィックは毎月40%増加していることが判明。日本でもソフトバンクと連携して本格参入することが明らかになった。これに対抗してグーグルも生成AIを活用した検索システム「Search Generative Experiences(SGE)」を利用者全員に早期に展開する見込みだ。生成AIによる検索が増えるとSEO(Search Engine Optimization)にどのような影響が出るのかは多くのデジタルマーケターが注目するところ。生成AIの登場で、検索市場に何が起きるのか。
記事 為替 相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」 相次ぐ「賃上げ実施!」は本当か嘘か? 円安で儲けた大企業の「不都合な真実」 2024/06/17 2021年からの急激な円安によって、大企業では粗利益が増加し、経常利益も著しく増加した。これは、輸入価格の上昇分を価格に転嫁した上に、輸出が増えたからだ。これに伴う物価高騰もあり、大企業を中心に賃上げ報告が相次いでいる。だが本当に賃上げはなされているのだろうか、分析する。
記事 リーダーシップ ココ・シャネルの知られざる半生、世界を変えた「ジョブズ」「マスク」との共通点 ココ・シャネルの知られざる半生、世界を変えた「ジョブズ」「マスク」との共通点 2024/06/17 「世界を変える」は、スティーブ・ジョブズ氏をはじめとするIT起業家が好んで口にする言葉です。ジョブズ氏がアップルを創業する67年前の1909年、パリのマルセルプ通りに小さな帽子店を開いたココ・シャネル氏(本名:ガブリエル・シャネル)も、のちに歴史的革命を起こした1人です。なぜ、シャネル氏は「CHANEL」という世界的ブランドを築くことができたのでしょうか。その理由を探るために半生をたどると、ジョブズ氏やイーロン・マスク氏とも共通する“信条”が見えてきました。
記事 AI・生成AI OpenAI・エヌビディアは「目の上のたんこぶ」…生成AI制覇ねらうマイクロソフトの絶望 OpenAI・エヌビディアは「目の上のたんこぶ」…生成AI制覇ねらうマイクロソフトの絶望 2024/06/14 生成AI市場をめぐる熾烈な争いで中心的プレーヤーである米マイクロソフト。同社は、大規模言語モデル(LLM)分野で米OpenAIと、AI半導体分野で米エヌビディアと密接な相互依存関係にあることは有名だ。一方で、ともにマイクロソフトの潜在的なライバルでもあり、早晩「今日の友は明日の敵」になる可能性がある。エヌビディアに至っては、時価総額でアップルを抜きマイクロソフトに迫る勢いだ。そこで本稿では、マイクロソフトとこれら2社が競合するビジネスは何か、そしていつ友好関係が解消となる可能性があるのか、分析する。
記事 セキュリティ総論 三井不動産の知られざる「セキュリティ戦略」、カギとなる“外部情報活用”とは? 三井不動産の知られざる「セキュリティ戦略」、カギとなる“外部情報活用”とは? 2024/06/14 DXが進むビジネスの現場において、重要な経営課題の1つとなっているのが、サイバーセキュリティ対策である。業界・業種を問わず取り組むべきではあるが、いまだ多くの国内企業は万全な対策を講じられていないのが現状だ。そんな中、セキュリティガバナンスの強化に努めているのが三井不動産だ。同社は、外部情報を上手く活用し、対策に取り組んでいるという。そこで、三井不動産の事例から、安全なDXを実現するためのセキュリティ対策の秘訣をひも解く。
記事 ペーパーレス化 現場や上長、経理が喜ぶ「経費精算」とは? 失敗しないDX化の舞台裏 現場や上長、経理が喜ぶ「経費精算」とは? 失敗しないDX化の舞台裏 2024/06/14 テレワークを初めとする多様な働き方を実現するうえで、バックオフィス業務のデジタル化は避けては通れない。特に「経費精算」は、ほとんどの企業に共通し、かつすべての従業員に関係する業務だけに、そのデジタル化は着手しやすく効果も高い。とはいえ、やり方を間違えると思ったような効果が得られないのは確かだ。ここでは、失敗しない経費精算のデジタル化のポイントについて整理しつつ、工数を4分の1にした日本テーマパーク開発やスキマバイトのタイミーの事例を紹介する。
記事 セキュリティ総論 テスラ車で狙われた「脆弱性」、知らないとヤバい自動車の“ほん怖”なサイバー脅威 テスラ車で狙われた「脆弱性」、知らないとヤバい自動車の“ほん怖”なサイバー脅威 2024/06/14 サイバー脅威が急増する現代では、IoTデバイスへの攻撃の危険性も日々高まっている。ライフサイクルの長いIoTデバイスは無防備な状態でネットワークに接続されがちなため、攻撃の踏み台にされるケースが少なくないからだ。中でも、自動車に搭載するシステムは格好の標的として狙われている現状がある。自動車をめぐるサイバー脅威について、具体例を交えながら解説する。
記事 建設・土木・建築 「インフラDX」で何が変わる?なぜ進まない? デジタル化のメリットから活用法まで解説 「インフラDX」で何が変わる?なぜ進まない? デジタル化のメリットから活用法まで解説 2024/06/14 建設業にもデジタルの時代がやってきた。これまで建設業界が支えてきた道路やダム、鉄道、港湾といった堅牢な日本のインフラが老朽化する一方、慢性的な人手不足や厳しい労働環境などに直面している。こうした課題の解決の糸口として期待されるのがDX(デジタル・トランスフォーメーション)だ。しかし、他業界に比べて、デジタル化への壁は大きく、なかなか進められていない。そこで、この記事では国土交通省が掲げる「インフラDX」から建設業界のデジタル化の現状と課題、展望についてひも解く。
記事 金融政策・インフレ インフレで本当に苦しんでいる国民はどこか? 日本はなんと「インフレ収束しない」1位 インフレで本当に苦しんでいる国民はどこか? 日本はなんと「インフレ収束しない」1位 2024/06/14 日本では円安もあり、昨今の物価高に驚いている人も多いだろう。マクロ経済指標的にはインフレ圧力は和らぎ、各国中央銀行による金利引き下げの動きが出始めている。しかし、人々が実感できる物価高の緩和には1年以上かかる可能性もある。各国の人々はどのような経済センチメントを抱いているのか。収入水準や家賃水準などを参考にしながら、各国の物価高状況を俯瞰してみたい。
記事 航空・宇宙・軍事ビジネス NASA 小野雅裕氏が「これから人類は宇宙を目指す大航海時代に向かう」と断言するワケ NASA 小野雅裕氏が「これから人類は宇宙を目指す大航海時代に向かう」と断言するワケ 2024/06/14 宇宙開発に関する刺激的なニュースが、連日報じられています。日米中印&民間企業による熾烈な月着陸レース、火星を目指すイーロン・マスクのSpaceXの巨大ロケットの打ち上げ……地球以外に生命が発見される「Xデー」も近いかもしれません。火星を疾走中のNASA火星ローバー(探査車)の開発や着陸地選定に携わり、4月には『新版 宇宙に命はあるのか 生命の起源と未来を求める旅』を上梓したNASAエンジニアの小野雅裕氏は、世界と日本の宇宙開発の状況をどのように見ているのでしょうか。インタビューは「(NASAと比較して)リスクをとる日本の宇宙開発がうらやましい」という意外な言葉から始まりました。
記事 環境対応・省エネ・GX 東大先端研・杉山所長が語る「人類の幸せ」とは、新たな幸せ創出に何が必要か? 東大先端研・杉山所長が語る「人類の幸せ」とは、新たな幸せ創出に何が必要か? 2024/06/13 カーボンニュートラルや生物多様性といった持続可能性が叫ばれる時代となった。こうした現状に対し、「人類が地球を支配してコントロールするモデルが通用しなくなった」と語るのは、東京大学 先端科学技術研究所 所長の杉山 正和氏だ。これが経済の閉そく感につながり、そして「人類の幸せの総量」が小さくなっているという。そこで今回、「幸せ」とは何か、また「幸せ」を生み出すには何が必要か、同氏に話を聞いた。
ホワイトペーパー その他基幹系 バックオフィス「劇的」効率化事例4選:処理時間は半減? 驚きのビフォー&アフター バックオフィス「劇的」効率化事例4選:処理時間は半減? 驚きのビフォー&アフター 2024/06/13 急速に成長を遂げるスタートアップ企業では、人員や取引量が増加していく一方で、バックオフィス業務は複雑化が進んでいる状況だ。多くの場合、少人数のチームが複数の業務を兼務しており、属人化や業務量の急増などの課題を抱えている。こうした中、KARTEを展開するプレイドや、エンジニア転職プラットフォームを運営するファインディなど、バックオフィス業務の劇的な効率化に成功した4社の企業事例について解説する。