- 2005/09/08 掲載
コグノス、リコーとグローバル包括契約を締結
グローバルのBI/CPM標準ソリューションとしてコグノス製品を採用し、経営課題や業務プロセスの可視化による経営改革を推進
ビジネス・インテリジェンス(BI)および企業パフォーマンス・マネージメント(CPM) ソリューションのプロバイダーであるコグノス株式会社(本社:東京都新宿区)はこの たび、株式会社リコー(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:桜井 正光)に おける 新グループ経営管理システムの展開にあたり、グローバルな包括契約を締結した ことを発表した。
このたびのグローバル包括契約に基づき、リコーは、日本をはじめ世界20ヶ国にお よぶグループ各社で標準的なBI/CPMソリューションとしてコグノスのソフトウェア製 品群を採用し、「Cognos ReportNet™」を活用した新グループ経営管理システム 『GB21』をグローバル展開していくことになる。
リコーグループではこれまで、同社ヨーロッパ法人において、「Cognos PowerPlay®」「Cognos ReportNet」「Cognos EnterprisePlanning」などコグノス製 品を幅広く導入し、CPMのコンセプトに沿って経営課題の可視化に取り組んできた。 また日本では、経営改革への取り組みの一環として、経営・管理者層に向けて連 結会計をベースとした財務状況など、経営情報のビジュアルな提供を行っている。
さらに製造現場レベルでは、サプライチェーン・マネジメント(SCM)システムにお いて在庫や受発注の情報を可視化し、生産から販売までの業務プロセスをモニターす るなど、構造改革を推進している。リコーグループでは、こうしたさまざまな取り 組みにより、経営および業務上の課題の明確化を目指している。
こうした経営改革への拠点や部門ごとの取り組みを連携させ、情報をグローバルに有 効活用することを目的に構築されたのが、新グループ経営管理システム『GB21』で ある。『GB21』には、統合レポート・情報検索ソリューションとして「Cognos ReportNet」が採用され、財務やSCMの指標を用いて経営や業務の状態を可視化し、ビ ジュアルな経営情報として提供していく。『GB21』は日本発のグローバルな取り組みで あり、今後リコーの海外各拠点に展開される予定である。これに伴う「Cognos ReportNet」の利用者数は、当初1,000ユーザーからスタートし、将来的には5,000 ユーザーにまで拡大する見込みである。また今後は、経営ダッシュボードの構築など、 経営課題の可視化をさらに推進し、グローバルな経営改革を展開していく予定である。
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