- 2005/09/15 掲載
NEC 中堅企業の「SAP Business one」 導入をサポートするERPソリューションを発表
連携するソフト製品4種は以下の通り。
<1> 自己資金管理ソフト「キャッシュパワー・ステートメント」(パワーザイム株式会社;注1)
<2> 生産管理ソフト「電脳工場」(株式会社エクス;注2)
<3> 手形管理ソフト「手形の達人」(ユニオンソフト株式会社;注3)
<4> データ分析ソフト「販売・購買分析テンプレート」(日本コンピューター・システム株式会社;注4)
「SAP Business One NEC Kansai Branch Edition」の価格(税別)は100万円からであり、本日から出荷を開始する。
NECでは、本ソリューションについて、関西支社を中心に、関西地域の中堅企業や、「SAP/R3」導入企業のグループ会社などに対して積極的な販売活動を展開することで、今後2年間で200システムの販売を見込んでいる。
近年、企業間競争の激化や市場環境が厳しくなりつつあることなどから、競争力強化を目的に、見える経営やリアルタイム経営、グローバル対応などの実現手段として、中堅企業においてもERPソフトの導入機運が高まっている。
NECは、こうした市場ニーズに応えるため、「SAP Business One」を業界に先駆けて販売するとともに、経営支援コンサルティングサービスからシステム導入・運用保守サービスまでの総合的なサービスや日本の商慣習にあわせたNEC独自の追加機能を備えた「SAP Business One NEC Kansai Branch Edition」の提供を推進している。
このたびの強化の主な特長は以下の通り。
1. 他社製ソフト4種との連携機能を提供
以下の他社製ソフト4種とのデータ連携を可能とすることで、「SAP Business One」における自己資金管理、生産管理、手形管理、販売・購買分析に関する機能を強化する。
<1> 自己資金管理ソフト「キャッシュパワー・ステートメント」
「SAP Business One」で管理する仕訳データから、中堅・中小企業の経営に重要な、資金繰りに支障なく自由に利用できる安定資金の額を算出することができる。これにより、資金状況を確実に把握し、キャッシュフローの改善に結びつけることができる。
<2> 生産管理ソフト「電脳工場」
「電脳工場」で管理する完成品在庫や買掛金のデータを「SAP Business One」に取り込むことで、完成品の在庫管理や販売管理、入出金管理、財務会計管理を行なうことができる。これにより、「電脳工場」と「SAP Business One」を組み合わせて導入することで、中堅・中小製造業における生産・販売・財務会計などの基幹業務システムを総合的かつ効率的に構築することができる。
<3> 手形管理ソフト「手形の達人」
「手形の達人」で管理する手形の顛末結果(状態)のデータを「SAP Business One」に取り込むことで、手形の状態管理や仕訳データの自動生成を行なうことができる。これにより、日本の商慣習にあわせた手形の裏書、割引、分割・合算などを管理することができる。
<4> データ分析ソフト「販売・購買分析テンプレート」
「SAP Business One」で管理する販売・購買の伝票データを「販売・購買分析テンプレート」上で部門、商品分類、商品、取引先、営業担当者別に分析することができる。これにより、きめ細かな販売・購買動向の分析を効率的に実現することができる。
2. 400パターン以上の帳票出力が可能な販売・購買帳票機能を提供
NEC独自の追加機能として、「SAP Business One」に登録された販売・購買や入出金の各種伝票データから、最大2種の集計キー(取引先、日付、営業担当者、プロジェクト、支払方法)で明細表と集計表を出力することで、400パターン以上の帳票出力が可能な販売・購買帳票機能を提供する。
これにより、多種多様な帳票を出力している既存の基幹業務システムからの効率的な移行を実現することができる
関連コンテンツ
PR
PR
PR