- 2006/07/04 掲載
2006年上半期のEビジネスキーワードは?
インターワイヤードは、Eビジネス研究所と共同で行った「2006年上半期のEビジネスキーワード」に関するランキング調査結果を発表した。
調査はインターワイヤードが運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE(ディムスドライブ)」にて実施した。 調査期間は2006年6月8日(木)~6月13日(火)、有効回答数はDIMSDRIVE保有モニター5,567名。
「2006年上半期における、『Eビジネスの重要キーワード』を1つ挙げるとしたら何を思い浮かべますか」という設問に対し、自由記入方式で回答を得た結果、「オンライントレード」が885票(15.9%)を獲得し、1位。次いで「ライブドア・ライブドア事件」463票(8.3%)、「アフィリエイト」311票(5.6%)、「ブログ」284票(5.1%)、「ネットオークション」198票(3.6%)と続いた。
1位の「オンライントレード」は、2位の「ライブドア・ライブドア事件」の2倍の票を獲得している。平均株価が上昇を続けた昨年は多くの"デイトレーダー"を生みだし、投資ノウハウをまとめたマネー誌や書籍も多数出版されたことは周知の事実。個人投資家は急増していると言われており、株への投資が一大ブームとなったことを裏付ける結果となった。
2位には「ライブドア事件」、8位に「堀江貴文被告の逮捕」93票(1.7%)、9位に「インサイダー取引」89票(1.6%)がベスト10入り。 12位には「村上ファンド」79票(1.4%)など、大企業の株取引や事件に関する項目が多く挙げられた。
"儲ける"株とは次元が異なるが、"お小遣い稼ぎ"として簡単・手軽なイメージの「アフィリエイト」は3位に。また、有料でのサービスに加え、無料で利用できるサービスを行うサイトも増えてきた「配信ビジネス」113票(2.0%)は7位にランクインした。
男女とも「オンライントレード」、「ライブドア・ライブドア事件」は1位、2位で同じであった。男性は8位に「Web2.0」がランクインしているが、女性では23位と少数であった。また、男性は9位に「ワンセグ」がランクインしたが、女性は13位であった。 男性で17位とランク外の「インサイダー取引」は、女性では7位と10位以内に入っている。
一年前の2005年上半期の調査では、圧倒的な票を集め「ブログ」が1位であったが、今回の調査では4位に下がった。また、昨年3位だった「個人情報保護」は今回は14位と10位以内に入っていない。「オンライントレード」は2004年の調査では9位、2005年は6位、そして今回は1位と躍進したことが伺える結果となった。また、昨年には見られなかったキーワードとして「配信ビジネス」、「ワンセグ」、「Web2.0」、「電子マネー」などが挙がっている。
■調査概要■
調査方法 :インターネットを利用した市場調査
調査期間 :2006年6月8日(木)~6月13日(火)
調査対象者:DIMSDRIVE保有モニター5,567人
■属 性■
<性 別>
男性 52.5%
女性 47.5%
<年齢>
20歳未満 3.1%
20代 14.1%
30代 28.4%
40代 23.2%
50代 20.6%
60歳以上 10.6%
関連コンテンツ
PR
PR
PR