- 2006/07/06 掲載
KCCS、クライアント検疫ソリューションにWinny対策を実装
【セキュリティ】NET BUREAU POLICY ENFORCER

昨今、ファイル交換ソフトWinnyを介した情報漏えい事件が後を絶たず、民間企業だけでなく政府機関でも被害が拡大している。そこでKCCSでは、「NET BUREAU POLICY ENFORCER」にWinny対策機能を追加した。新機能により、Winnyを起動したPCをネットワークに接続させない仕組みを提供し、企業のネットワークを安全に保つ。
本製品は、Winnyを起動した痕跡のあるPCをネットワークに接続させないという特徴を持つ。NET BUREAU Clientにて、ネットワークに接続したPCがWinnyを起動した場合、その瞬間にネットワークから切断させる。再度ネットワークに接続しようとしてもWinnyの起動痕跡が残っているため接続を拒否できる。
また、管理者は社内のセキュリティポリシー浸透状況を視覚的に把握する「月次レポート」機能を備える。管理者がポリシー違反者を把握できるので、ポリシーに対する抑止効果も期待される。
価格は、「NET BUREAU POLICY ENFORCER」(Winny対策機能)が月額利用料 980円(税込、1ID、別途初期登録費用が必要)。「NET BUREAU POLICY ENFORCER」ユーザーを対象に年間1万IDを販売目標に掲げる。7月10日から順次提供を開始する。
今後もKCCSは、マルチキャリアMVNO(Mobile Virtual Network Operator)として、より快適なイントラネット接続環境を提供していくと同時に、最先端のワイヤレス・認証技術を活用した法人向けリモートアクセスソリューションを提供していくとのことだ。
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