- 2006/12/11 掲載
味の素、食品流通のニーズに柔軟に対応できる受注出荷業務システム構築でYanraを導入
食品業界の特徴にきめ細かく対応する受注出荷業務システムを構築
味の素は、食品業界の特徴にきめ細かく対応するための受注出荷業務システム(OMS)を構築。スターリングコマース(東京都港区)のSOAをベースとした次世代型サプライチェーン・アプリケーション・スイート「Yantra」を導入した。スターリングコマース(米国オハイオ州)は米AT&Tの子会社で、ビジネスの「見える化」を実現する分野において事業を展開している。このたびの導入には、スタリーングコマースの日本法人が担当した。
味の素は導入製品を選定するにあたって、当初はスクラッチによるシステム開発を検討した。しかし、自社の業務に合ったシステムへの作りこみが可能である反面、開発工数とコストが当初予算を大幅に上回る恐れがあり、最終的にパッケージ製品に絞り検討。ERPパッケージを含めさまざまな製品を検討したという。結果、「多品種にわたる商品の大量受注を処理する」「カスタマイズや機能追加が容易」「導入実績」を加味し、「Yantra Distributed Order Management(Yantra DOM)」を選択した。
今回のシステム導入により、味の素はグループ3社で基幹システムを共同利用するとともに、食品流通業界の社会的要請にも柔軟に応えられる受注から在庫引き当てまでの業務を実現、今後の使い込み、機能改善により、より一層の業務効率向上とコスト削減が見込まれる。
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