- 2006/12/22 掲載
えびちゃんと福助、山口智子と伊藤忠 多彩な才能を商品企画に活かす
女優やモデルが、その多彩な才能を企業の商品企画に活かしている。
靴下、肌着、ストッキングの製造販売を手掛ける福助は、11月30日、人気モデルの蛯原有里、押切もえプロデュースのストッキング「MOTEST(モテスト)」を発表。彼女らが「今、欲しい」「今、着用したい」と思うストッキングを提案していくという。翌日の12月1日より数量限定の先行発売を開始。売行きは好調で、2週間後にはスペシャルパッケージ入りのプレミアムストッキングを再入荷したという。
また、大手商社の伊藤忠商事は12月20日、女優の山口智子プロデュースの新ブランド「山笑う」を、2007年春夏シーズンより展開すると発表した。「山笑う」とは、草木がいっせいに芽吹きはじめるよろこびの春の季語。日本の四季や風土、伝統や職人技、日々を楽しむ心を大切にしたいという山口智子さんの思いから生まれたという。
山口智子さんは、商品コンセプトの立案やデザインの監修、素材選定など商品企画全般に携わる。また、ブランドイメージの構築に関しても、自ら企画、構成など全般を統括するという。
これまで企業と、女優やモデルとの関係は、企業のブランド力アップや商品の認知度、売上アップのための広告宣伝という協力関係が主だった。企業の上流工程である商品企画でのこれらのコラボレーションは、両者の新たな可能性を見出し、今後増加していくのではないだろうか。
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