- 2007/01/10 掲載
日本HPが中堅・中小企業向け施策強化、一部サーバが半額で3万円を切るキャンペーン
クアッドコア搭載サーバが11万2,875円
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上から日本ヒューレット・パッカード 執行役員 エンタープライズストレージ・サーバ統括本部 統括本部長 松本 芳武 氏 同 インダストリ スタンダード サーバ製品本部 本部長 上原 宏 氏 |
今回発表したx86サーバ事業に関する販売新施策は、1.国内中小・中堅企業向け営業体制の強化、2.国産ソフトウェアベンダーへの支援強化、3.東京の昭島工場生産のタワー型サーバの半額キャンペーンの3点。
営業体制については、大企業向けに営業をしてきた「エース級(インダストリスタンダードサーバ本部 本部長 上原氏)」の営業部隊数十名を中堅・中小企業向けにシフトさせて倍増し、直接ユーザーへリーチしていく。ただし、直販という形はとらず、その営業の結果は販売パートナーへ割り振っていく形となる。「販売パートナーさんの営業人数が足りないという要望に応えた」という。
また、マイクロソフトとの協業のもと、国内の独立系ソフトウェアベンダに開発・検証に必要なハードウェア、技術情報などを提供する「Developer & Solution Partner Program(DSPP)」や、HPのオンラインショップ「HP Directplus」で、国産アプリケーションを取り扱う企画などを実施する予定だという。
最後に「中堅・中小企業向けに戦略的なIT投資を実施するため(上原氏)」、予算不足などを解消する「HP ProLiant ML110/ML150 まるごと半額キャンペーン」を実施する。
対象となるのは、HP ProLiantシリーズのうち、「もっとも中堅・中小企業の利用が見込まれる(上原氏)」HP ProLiant ML110と同ML150。ML110は、インテル Celeron D352/3.2GHz、メモリ512MB、80GBのSerialATAのHDDを標準搭載して価格は2万7,405円。今回のキャンペーンでは内蔵機器も対象となるので、HDDを増設しRAID5構成にした場合でも同様に半額となる。
また、ML150はデュアルコア インテル Xeon 5110、メモリ512MB、80GBのHDDを搭載した基本モデルで7万875円、クアッドコア インテル Xeon E5310/1.60GHzモデルも11万2,875円となる。
ただし、本キャンペーンは内蔵のハードウェアオプションに限っており、OSやソフトウェア、外部オプションは対象外となる。
このキャンペーンは、1月11日から3月29日まで各シリーズ2007台限定で販売され、予定台数が完売次第終了となる。
日本HPでは同キャンペーンなどを通して、中堅・中小企業向けの売り上げを30%伸ばすとの見通しを示した。
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