• 2025/08/23 掲載

米株価急伸、ドル下落 パウエル氏の「ハト派的」講演で利下げ観測強まる

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ ニューヨーク 22日 ロイター] - 22日の米金融市場では、株価が急伸。一方ドルは下落し、米債利回りは低下した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が22日に年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で行った講演を受けて、FRBが近く利下げに踏み出すという楽観的な見方が広がった。

パウエルFRB議長は、雇用への「下振れリスクの高まり」に言及し、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに着手する可能性を示唆した。同時に、今後の利下げについては「慎重に進める」という認識も示し、確約するには至らなかった。

インフラストラクチャー・キャピタル・マネジメントのジェイ・ハットフィールド最高経営責任者(CEO)は「パウエル議長は市場の予想以上にハト派的だった。労働市場の減速とそれに伴うリスクを認識している。9月の利下げへの下地となり、ポジティブな材料だ」と述べた。

LSEGのデータによると、22日午後時点で金利先物市場が織り込む9月の0.25%ポイント利下げの確率は89%と、パウエル氏講演前の70%から上昇した。

米株式市場では、主要株価3指数が軒並み上昇。ダウ工業株30種は2%超上昇し、日中最高値を更新した。ナスダック総合も約2%高、S&P総合500種も約1.6%高。金利敏感株が買われ、小型株で構成するラッセル2000指数は一時3.6%上昇した。

外為市場では、ドルが下落し、主要通貨バスケットに対するドル指数は0.8%安。

金利動向に敏感な米2年債利回りは約8ベーシスポイント(bp)低下し、3.692%、米10年債利回りも約5bp低下した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます