- 2007/01/12 掲載
ソフォス、米エンドフォースを買収
ソフォス(神奈川・横浜市)は12日、ソフォスグループ(英国オックスフォード)が米エンドフォース社(米国オハイオ州)を買収したと発表した。
エンドフォースは、エンドポイントにおけるセキュリティポリシーの施行およびコンプライアンスへの準拠、およびエンタープライズ向けNAC(ネットワークアクセスコントロール)ソリューションを展開している。
ソフォスは今後、エンドフォース製品を10,000ユーザー以上の大規模企業に対し単独のNACソリューションとして提供、その後、ソフォスのエンドポイントセキュリティに統合したソリューションを提供する。
2007年3月末にリリース予定の「ENDFORCE Enterprise Version 3.0」は、ソフォスブランドで販売され、米国で開催されるRSA Conferenceに出展される。「ENDFORCE Enterprise」はポリシーベースのNACソリューションで、導入にあたって既存のネットワークインフラ、あるいはセキュリティソフトウェアの変更を必要としない点を特長としている。
買収後も、ソフォスはエンドフォースの拠点をオハイオ州コロンバスに残し、研究、開発、ソフォスブランドによる販売を拡張する。
ソフォス社のCEOであるスティーブ・マンフォードは、今回の買収の効果について次のように述べている。
「エンドフォースの買収により、ソフォスはお客様に対して、マーケットで広く採用されている最も優れたNACソリューションをご提供いたします。お客様に、既存のシステムに影響を与えることなく導入可能なNACソリューションをお選びいただけることを、大変嬉しく思います。ソフォスがより高い市場競争力を得て、より高度なソリューションをお客様にご提供できるものと確信しております。」
またエンドフォース社CEO、Greg Moore氏は次のように述べている。「エンドポイントのセキュリティ強化は、複雑なネットワーク環境におけるアクセスコントロールを導入するにあたって最適かつ効果的な手段です」
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