- 2007/02/08 掲載
KDDI、22万名分の顧客リスト紛失
KDDIと沖縄セルラーは8日、auを解約した約22万名分の情報の一部分を記録した光磁気ディスクを紛失したと発表した。紛失したディスクは、小山テクニカルセンター内の情報システム運用室から、段ボールに紛れ込み、廃棄業者に引き取られた可能性が高いという。
紛失したディスクには、名前、住所、生年月日、解約時点の電話番号、連絡先住所、管理用コードなどが含まれていたという。なお、クレジットカードや銀行口座情報、通話記録は含まれていないという。
KDDIでは、紛失事故の経緯を以下の通り報告している。
『2007年1月25日の定期棚卸し時に、同年1月15日に作成した光磁気ディスク1枚が所定の保管キャビネット内に保管されていないことが判明しました。
直ちに調査を開始し、保管キャビネットがある情報システム運用室の入退室記録 (静脈認証システムのログ、監視カメラの記録映像の確認)、運用担当者の聞き取りや作業の再現実施等により、光磁気ディスク1枚の紛失を確認しました。
当該光磁気ディスクは、作業手順上、情報システム運用室にあって施錠管理している保管キャビネット内に保管されるべきものでしたが、実際は保管されておらず、同運用室内にて紛失し、廃棄業者によって溶解又は粉砕処分された可能性が極めて高いと判断しています。』
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