コナミデジタルエンタテインメント(東京・港区)は、同社が運営しているアーケード用ネットワークシステム「e-AMUSEMENTシステム」の会員情報用データベースの運用管理に「Oracle On Demand」を導入した。
KONAMIの「e-AMUSEMENTシステム」は、業務用ゲーム機をネットワークで結び遠隔対戦ができたり、プレイヤーは、ICカードの「e-AMUSEMENT PASS」を利用してゲーム参戦していくことで段位の取得や、全国ランキングへの参加ができるという。KONAMIは昨年6月、この「e-AMUSEMENTシステム」のプレイヤー戦績情報やランキング処理等を行うためのシステムの一部に、日本オラクルの「Oracle Database 10g」と「Oracle Real Application Clusters 10g」を導入。システムの可用性と性能の向上、ならびに運用負荷の軽減が実現したという。
さらにKONAMIは、昨年12月、専門エンジニアが24時間、365日運用管理を提供するサービス「Oracle On Demand」を導入、本年2月15日より稼動開始している。「Oracle On Demand」の導入で、データベースのパッチ処理や突発的なトラブル対処などにかかる運用コストの削減や、運用管理の詳細を日本オラクルから受けることで、運用管理ノウハウを蓄積することができるようになったという。