- 2025/08/22 掲載
“いまだゼロ”の企業も…「女性取締役比率」ランキング、2位は「資生堂」、1位は?
女性取締役比率「初の20%超」、昨年1位のあの企業は3位に
調査によると、取締役のべ5186人のうち女性は1133人で、全体に占める割合は21.8%となった。前年の19.2%から上昇し、政府が25年目標として掲げていた「女性役員比率19%」を突破。達成企業は297社に上り、全体の約6割を占めた。また、女性比率30%以上の企業は105社と、前年の67社から大幅に増加。取締役に女性が4人以上就任した企業も54社(前年36社)に広がった。
ランキングでは、24年に1位だった大和証券グループ本社が50.0%で3位に後退。同率でサントリー食品インターナショナル、トリドールホールディングス、太陽ホールディングスが並んだ。
2位は資生堂(54.5%)。取締役11人中女性5人だった24年から、25年は6人となり比率が上昇。社内からの昇格は2人だった。
1位となったのはメルカリで、女性比率は58.3%に達した。取締役総数が10人から12人に増える中で、女性取締役は3人から7人へと大幅に増加。そのうち社内取締役は2人、社外取締役は5人だった。
一方で、女性取締役がゼロの企業もネクソン、キオクシアホールディングス、GMOインターネットグループの3社が存在した。社内取締役に占める女性の割合は12.3%と依然として低く、社外人材の登用に偏る傾向も見られた。
人材管理・育成・HRMのおすすめコンテンツ
人材管理・育成・HRMの関連コンテンツ
PR
PR
PR