- 2007/04/23 掲載
日本HPとアルバネットワークス、ネットワークアクセスシステム分野で協業
具体的なソリューション連携として、まずアルバの無線LANアクセスポイント「アルバ AP」、および複数の無線LANアクセスポイントを集中管理できる「アルバモビリティ・コントローラー」と、日本HPの認証・検疫ソリューション「HP Quarantine System」を連携する。
「アルバモビリティ・コントローラー」は、有線、無線を問わず認証のたびにユーザーに対してグローバル(全体的)なセキュリティルールとロールベース(ユーザーの役割単位)のアクセスコントロールを行う。
また、「HP Quarantine System」は、MACアドレスに基づいてネットワークに接続するクライアントを認証・検疫するソリューション。ユーザーがネットワークに接続すると認証を行うとともに、OSのセキュリティ対策状況(修正プログラムやパッチの適用状況、アンチウィルスソフトの定義ファイルのバージョン等)に応じて、安全性の確認(検疫)と、疑わしい場合の詳細検査、隔離、治療環境の提供、再接続までを自動的に行うという。
昨今、ユーザー1人ひとりがノートパソコン、PDAなどを持ち歩き、有線、無線のネットワーク間を移動するモビリティ環境では、ユーザー単位で一元化されたネットワークのセキュリティの管理が必要とされる。
両ソリューションの連携により、有線、無線問わず、どこに移動、接続しても均一に「検疫」と「ロールベースのアクセス・コントロール」というモビリティ環境に適したセキュリティ機能が構築できるという。
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