ループス、Web2.0型サービス提供者向け統合管理サービス提供

　ループス・コミュニケーションズ（東京・品川区）は26日、Web上でコミュニティサイトを運営する企業に対して、「コミュニティ総合管理サービス」を提供すると発表した。このサービスは、導入コンサルティング、事務局運営、監視、活性化支援の4サービスからなり、各個別の対応も可能だという。

　個別のサービスを見ていこう。
　導入コンサルティングサービスは、顧客企業のコミュニティサイトの目的やターゲットなどを確認。それにあわせて、運営ポリシーの作成やユーザー行動属性のリサーチ、FAQの事前準備、問題が発生した場合の処理基準の策定などの提案を行うという。

　監視サービスは、コミュニティサイトの運用ポリシーをもとに、24時間365日コミュニティサイトを巡回し、ポリシー通りにサイトが運営されているかを確認する。基準に反した投稿等を発見した場合、エスカレーション（報告）フローを経て厳格に処理する。

　事務局運営サービスは、運営に伴うユーザーサポート業務を代行する。お問い合わせ対応やメール受信後、土日祝日を含め24時間以内に一次対応を行う。また、利用マニュアルや標準応答テンプレートの作成、問題発生時の対処ルールの作成、緊急通報体制の整備、ユーザーとの通信記録の保存にも対応する。

　そして、活性化支援サービスは、サイトの目的やターゲットに応じて、効果的な活性化策を分析し支援する。ブログ作成やコメント投稿などの単純な情報発信のみならず、スポットイベント・定例イベントの企画提案やコンテンツ提供を実施し、コミュニティの特性に応じた方法を提案していくという。