- 2007/05/14 掲載
丸善、マイクロソフト、JBCC製品で営業支援システムを大幅に強化
一方、丸善では過去にSFA(Sales Force Automation)を導入しており、その時、次のような課題が発生したというメール管理、スケジュール管理、社内基幹システム等のツールの併用によるダブルワーク、現場浸透の不徹底、業務レベルの部門間での温度差、業務部門と情報部門の不整合などだ。一方、ビジネス的な課題としては、競争が激化する中、シェアアップを図るには、物売り型既存営業の効率化とソリューション型新規営業への転換の両立が不可欠だったという。
今回、これらを踏まえた上で、『既存ツールとの連動で現場への浸透を徹底し、ダブルワークを無くすことで生産性の向上が実現できる』『時間変化による対応と永続的なビジネス支援ができる』という方針のもと、日本ビジネスコンピュータのBIツール「WebReport」とDynamics CRMとの相乗効果により、第一段階の400ユーザーに対する営業プロセスのテンプレート化、基幹システム連携、BI、モバイル展開等を、実質3ヶ月で稼動させた。
丸善の教育・学術事業本部東日本事業部 河村副事業部長は、「Dynamics CRMは、すでに導入しているMicrosoft Exchange Serverとの親和性のみならず、従業員が使い慣れたMicrosoft Officeをそのままフロントエンドツールとして使えるという点で、生産性を最大限に向上させることができると判断した」「同時に、JBCCのWebReportを利用することで、プロジェクトの開始から実質3ヶ月で稼動に至ることができた。今回の新システム導入により、営業プロセスの平準化、営業活動の見える化、業績見込の未来予測精度向上、営業成果のデータ分析効率化が実現する見込です」と語る。
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