ＮＴＴデータ先端技術とアラクサラ、認証・検疫ネットワークを容易に構築

　これは、NTTデータ先端技術の統合型LAN検疫ソリューション「NOSiDE Inventory Sub System 2007」とアラクサラのAXシリーズの連携検証を行った結果による。

　従来、認証・検疫ネットワークの構築には、導入に多大な時間や費用が必要でそれが導入の障害になっていた。今回実施した両社の検証では、「NOSiDE Inventory Sub System 2007」の特長であるサプリカントソフトの事前インストール不要、エージェントレス検疫への対応、検知・隔離・治療までのワンストップ処理、および「AXシリーズ」の特長である多様な認証方式（802.1x認証、Web認証、MAC認証）のうち、可用性の高いWeb認証機能との連携により、認証・検疫ネットワークの構築が実現可能であることを確認した。これにより、クライアントPCのきめ細かなアクセスコントロールを行い、企業ネットワークにおけるセキュリティの向上に資することが期待できる。また、今回の連携は、国産ベンダー同士のコラボレーションによる検疫ネットワークの構築を実現可能するものになる。