- 2007/06/11 掲載
PFUとF5、リモートアクセスするPCのユーザー認証・検疫で協業
今回の連携は、在宅勤務制度を採用するなど、多様な労働環境を整備する企業が増加する中で、社内ネットワークへのアクセスも、インターネットを経由するリモートアクセスのニーズが高まっていることを背景にしたもの。本ソルーションは、リモートアクセスするPCを対象にユーザー認証・検疫を行い、リモートアクセス環境において、自宅PCやモバイルPCのセキュリティポリシー維持・統制を実現していく。
本ソリューションは、「FirePass」のSSL VPNリモートアクセス機能と「iNetSec Inspection Center」のPC検疫(セキュリティ検査、隔離)機能を組み合わせることで実現。「iNetSec Inspection Center」のもつネットワーク認証方式である「ゲートウェイ方式(Webブラウザによる検疫方式)」と「FirePass」の特徴であるWebブラウザをベースとするSSL VPN機能がシームレスに連携する。これにより、クライアントPCに特別なソフトウェアをインストールすることなくリモートアクセス環境における検疫ネットワークシステムを実現でき、企業や大学などのネットワーク管理者や利用者に運用負担をかけることなく、ネットワークセキュリティの向上、ならびに、クライアントPCのセキュリティポリシーの統制を可能にする。
なお、両社は、今後、検疫ネットワークに関するソリューションの開発を行い、両製品を取り扱うSI / NIベンダーを通じてサービスを提供していく。本ソリューションの共同プロモーションを実施していくことでも合意した。
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