- 2007/06/14 掲載
IBM、中小企業向けブレード・コンピューティング・システムを販売へ
同社の新製品「IBM BladeCenter S」により、中堅企業が利用している平均25台から45台のサーバーを最大で80%も削減でき、自ら多くのサーバーを抱えてしまっている“自社データセンター”のようなシステムに関わる管理や運用が削減できる。同商品は今年度第4四半期に出荷を開始する。
新商品は“机に置けるサイズ”であるうえ、ホーム・オフィスでも使えるよう標準の100ボルト電源コンセントに接続が可能であり、一般的なオフィス環境での稼働を想定した設計。また、アンチウイルス/ファイアウォール、VoIP、電子メール、コラボレーションツール、システムのバックアップおよび回復やファイル管理および印刷用アプリケーションといったビジネス用途で最も一般的に使われる機能を1台で統合できると同時に、ストレージと最大6台のブレード・サーバーを同時に管理することが可能となっている。
また、IT管理を最小限にできるように設計されている。システムの初期セットアップは、家庭用PCをセットアップするのと同様の手軽さで設定が可能。「ウィザード」を利用した導入用のインターフェースに従って、ユーザーはブレード・サーバーを文字通りシステムに差し込み、システムの電源プラグをつなぎ、“エクスプレス”インストール機能による、かんたんな選択クリック方式で構成を設定できる管理ツールを利用できる。小売業や金融機関など支店を持つ企業においては、本社のIT管理者の数百にのぼる支店システムの事前設定作業を容易に行うことが出来る。
関連コンテンツ
PR
PR
PR