- 2007/06/18 掲載
住友商事とNEC、香港の郵便局から約35億円でシステムを受注
既存システムは、1989年、住友商事とNECが導入した20台の郵便自動区分機が、香港島の中央局と九龍の国際局の集中局と、8ヶ所の配達局で稼働している。今回は新たに2ヶ所の集中局に11台の高性能自動区分機を更新、システムを集約することで、郵便処理コストの最小化、効率化を実現する。
両社が構築する新システムでは、毎時4万通以上を仕分けする世界最高レベルの処理速度を実現。既存システムに比べ効率性は30%向上するという。また、香港の郵便制度は郵便番号制度がなく、印刷活字や手書きで書かれた宛名を読み取る必要がある。そこで今回、欧州CEN規格に基づくオープン・インターフェイスを採用した集中型OCR(文字認識装置)/VCS(画像打鍵装置)を導入することで、高性能・高信頼性、そして高拡張性を実現したという。
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