- 2007/07/02 掲載
NEC、CGMの評価をレポートするサービス「eHyouban/マイニングサービス」を開始
このサービスは、NECの中央研究所で開発した独自の技術を活用することにより、不要な類似キーワードを含む記事、広告・宣伝などのスパム記事を自動的に排除し、ターゲットとするキーワードが掲載されていない関連記事についても同様に抽出することができるなど、従来のサービスに比べて約2倍のカバー率を実現したという。
3つのサービス提供形態が用意されており、基本サービスは、あらかじめ設定したキーワード(会社名・商材など)に関して、ブログ記事での関連発言量(出現頻度)の時系列推移や肯定意見・否定意見の内容、競合比較情報などをレポート形式で提供する。
拡張サービスは、各キーワードに対して分析の評価軸をカスタマイズ設定し、レーダーチャートやマップ図などの形式でレポート提供する。例えば、キーワードとして指定した商材について、「機能」「デザイン」「価格」「プロモーション」などの評価軸を設定することにより、それぞれの軸における発言量・評価内容などを多角的に分析することができる。
最後のプレミアムサービスでは、企業の活動と消費者における話題の生成との関連性をレポートで提供する。ユーザーが自ら指定した評価軸にとらわれることなく、消費者発の潜在的な話題を発見できるという。
「eHyouban/マイニングサービス」の標準価格は、初期費用が160万円、月額費用が60万円から。NECは新サービスを、主に消費財を扱う企業向けに積極的な販売活動を展開し、今後3年間に100社への提供を見込む。
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