- 2007/07/03 掲載
九州しんきん情報サービスなど、九州地方のATMの問い合わせ電話をIP化
今回、九州地方の全29 約600店の信用金庫との通信設備の見直しにあたり、九州しんきん情報サービスと各信用金庫のATM/CDコーナーのお問い合わせ電話をIP内線化し、ランニングコストの低減を図った。
各信用金庫の本部と営業店間では、その業務性格上多くの電話・FAXのやり取りが発生している。これまで電話・FAXのやり取りを一般外線で行ってきたため、通話(FAX通信含む)の都度、通話料が発生していた。これをデータネットワークへ音声通信を統合する、音声通信のIP内線ネットワークを構築している。
新システムでは、信用金庫の電話システムに、内線端末としてATM/CDコーナーのお問い合わせ電話機「ガイドホン」を接続できる、NECインフロンティアのIPテレフォニーシステム「Aspire(アスパイア)」を利用することにより、お問い合わせ電話をIP内線ネットワークに統合した。
これによりお問い合わせ電話の通話料を低減するとともに、従来別システムで構築せざるを得なかった、営業店の電話システムと営業店に併設されたATM/CDコーナーのガイドホンを同一システムで稼動させることで、設備管理コストを下げ、電話回線を共有化させることができたという。
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