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  • 2007年第1Q、国内セキュリティアプライアンス市場6.4%増

  • 2007/07/06 掲載

2007年第1Q、国内セキュリティアプライアンス市場6.4%増

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IDC Japanは、国内セキュリティ市場の四半期データを発表した。これによると、2007年第1四半期の国内セキュリティアプライアンス市場全体の出荷金額は、前年同期比で6.4%上昇した。
 IT専門調査会社のIDC Japanは、国内セキュリティ市場の四半期データを発表した。これによると、2007年第1四半期の国内セキュリティアプライアンス市場全体の出荷金額は、前年同期比で6.4%上昇した。

 IDCではセキュリティアプライアンス市場を、脅威管理(FW/VPN、IDS/IDP、UTM)、セキュアコンテンツ管理(Mail Security、Web Filtering)に分類している。2007年第1四半期における脅威管理アプライアンス市場は、出荷数では減少したが、出荷金額では増加しており、製品単価は上昇。セキュアコンテンツ管理市場は出荷金額で前年同期比37.9%増となった。これは2008年から施行される日本版SOX法や情報漏えい問題から企業における情報管理、コンプライアンスの重要性が認識されているためとIDCでは分析している。

 セキュリティアプライアンス市場の2006年の前年比成長率は26.4%と高く、今後2007年から2011年までの年間平均成長率(CAGR)は、11.6%とIDCでは予測している。これは、国内IT市場総計の同予測値1.7%を大きく上回り、同じくセキュリティの分野であるセキュリティソフトウェアの8.1%と比較しても高い成長率となっている。この理由としては、高パフォーマンスなセキュリティアプライアンス製品の需要に加えて、セキュリティ関連の人員不足とコスト削減の影響で、導入が比較的容易なアプライアンス製品への移行が進んでいるためとIDCではみている。

 IDCでは、各市場における今後の動向を次のように予測。特に低価格帯の販売台数の多いUTMで、より高価格の製品需要が伸びており、UTMが脅威管理市場でのシェアを拡大するとみている。セキュアコンテンツ管理アプライアンス市場はコンプライアンス、情報漏洩対策の需要が高く、一貫したセキュリティサービスにコンテンツ管理は不可欠となっており、今後はコンテンツ管理製品を持たない大手ベンダーによるM&Aやアライアンスが活発になると見込んでいる。 

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