- 2007/07/13 掲載
NECマグナス、携帯電話カメラ機能をポインターデバイスにする空間検索技術開発
この携帯電話カメラ機能を利用した空間検索技術「OneShotSearch(仮称)」を使用すると、携帯電話に搭載されたGPSと電子コンパスからの位置情報と方位の情報をもとに、携帯電話のカメラに写るリアルタイムの現実空間を検索対象とし、あたかも現実空間でパソコンのマウスを操作するように、携帯電話のカメラを検索対象に向けてクリックすることで、写真画像上に情報を取得することができる。
例えば、旅行で目の前の寺社仏閣の情報を知りたい場合。お寺に携帯電話カメラを向け、カテゴリーで「歴史」を検索すると、そのお寺に関する情報が取得できる仕組みとなっている。
また、ある距離の範囲以内の駅などの場所を知りたい場合も役立つ。例として、1キロメートル以内と距離を指定し、携帯カメラを向け、カテゴリーで「駅」を指定し検索すると、駅がどこにあるかを教えてくれる。さらに、画面に矢印で方向を示しながら駅までのナビゲーションも行う。
携帯電話用「OneShotSearch」には、ジオベクター社が特許を持つ空間検索技術をベースとした「GViDポインティングプラットフォーム」技術が採用されている。また、マピオンモバイルを提供しているサイバーマップ・ジャパンがコンテンツ及びサービスに協力している。
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