- 2008/02/27 掲載
日立とキヤノンが液晶ディスプレイ事業提携に正式契約、松下との3社包括的提携で
今回の発表は、2007年12月25日に日立、キヤノン、松下電器産業(以下、松下)の3社で基本合意した液晶ディスプレイ事業における包括的な提携に関して、本日、日立およびキヤノンの2社間における正式契約を締結したもの。なお、2008年2月15日に、日立および松下の2社間では、すでに正式契約が締結されている。
今回の契約により、日立の100%子会社として中小型液晶パネル事業を行っている日立ディスプレイズについて、日立からの株式譲渡により、キヤノンが24.9%を、規制当局からの許認可の取得を条件に、本年3月31日までに約432億円にて取得する。さらにキヤノンは、将来的に、日立および松下が保有する日立ディスプレイズの株式を取得し、同社の子会社化をめざす。また、その際に日立は、10%を上限に引き続き日立ディスプレイズ株式を保有することを併せて検討する方針だ。
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