ノキアやドコモなど、携帯向けOSを無償提供する非営利団体を設立

　ノキア、NTTドコモ、ソニー・エリクソン、モトローラ、LG電子、サムスンなど10社は、携帯端末向けOSの共有化や無償提供を促す非営利団体「Symbian Foundation」を2009年に設立すると発表した。

　ノキアは、現在同社が保有している英シンビアンの株式を買い増すとともに、パートナー企業各社と世界共通の携帯OSプラットフォームを狙う。

　同市場は、マイクロソフトのWindows Mobileやグーグルのアンドロイド、LinuxをベースにしたLiMoなどが業界標準を目指して競争が激化している。今回の発表により、携帯OS向けソフトウェア開発などがさらに活性化される見通し。



発表のウェブキャスト（英語）