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ソフトバンクは5日、都内のホテルで2009年第一四半期の決算発表を行った。連結売上高は前年同期比2.4%減の6,472億円、営業利益は850億円(同8.1%増)、経常利益は542億円(同6.1%増)だった。売上高の減少は、携帯端末の売上減少によるものだが、割賦販売の進展により利益は改善しているとした。
「先週の中国出張で、初めての経験をした」孫社長は会見の冒頭でこう切り出した。今まで出張にはノートパソコンが欠かせなかったが、今回は、業務メールのチェックはもちろん、スケジュール管理、メールに添付されているファイルの閲覧等、iPhone(アイフォーン)3G 1台ですべて完結できたという。「仕事の効率が向上し、人生観が激変する」。孫社長は、iPhone利用の感想をこう語った。
会見では、この「iPhone(アイフォーン)3G」に関して3つの発表を行った。まず、通信料金の一部を変更する点。データ通信料を通信量に応じた体系に変え、最低月額料金を7,280円から2,990円に値下げする。2万パケットまでのパケット定額料金が1,695円。最高料金は5,985円という2段階の料金システムに変更した。8月利用分から適用される。新プランの導入で、「iPhoneには興味があるが、月額料金が高くて手が出ない」という学生やお年寄りにもターゲットを拡販する構えだ。
2つ目はメールの保存期間が30日から無期限(5000通まで)に変更するというもの。そして3つ目が、6日から各店舗での予約販売を開始し、今月中に法人向けの販売も行うとした。
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