- 2008/08/19 掲載
NEC、タイ国内で20以上の病院を運営するファンドから病院向けWiMAXシステムを受注
一方、大規模サービスとは別に、限られた地域や用途に限定して、WiMAXを活用する動きも出てきているという。今回、NECが受注した病院向けWiMAXもその一例となる。
同サービスでは、チェーンコーンの病院を拠点に、最大5km離れた周辺診療所3箇所の間のワイヤレスブロードバンド通信環境をWiMAXで構築し、従来のアナログ固定電話を中心とした通信手段から新しくテレビ電話やビデオなどを用いた遠隔医療が実現される。
さらに、医療施設が遅れている隣国のラオスの病院とも接続することになっており、国境をまたがった医療ネットワークの確立が期待されている。
NECはアジアにおいては、2007年より台湾においてWiMAXのトライアルに参加して、同年12月には大同通信よりWiMAXシステムを受注。さらに6月には台湾に「WiMAX R&Dセンター」を設立するなど、積極的に海外投資を進めている。
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