- 2026/02/12 掲載
ソフトバンクG、4月~12月純利益3.1兆円で過去最高 OpenAI評価益が業績を牽引
米OpenAI(オープンAI)の企業価値上昇、ASIの実現に向けた投資を加速
投資事業全体でも損益が改善した。SVF事業(SVF1、SVF2、LatAmファンド)の投資損益は、前年同期の2576億円から3兆9112億円へと大幅に黒字幅が拡大した。OpenAIに加え、韓国の電子商取引大手クーパン(Coupang)や中国の配車サービス滴滴出行(DiDi)の株価上昇も寄与した。一方で、中国バイトダンス(ByteDance)などの一部投資先では公正価値の下落も見られた。
財務面では、「守り」から「攻め」への転換を進めつつ、規律の維持を図っている。SBGはAI投資の原資を確保するため、保有資産の資金化を進めた。具体的には、米通信大手Tモバイル(T-Mobile)株の一部売却、ドイツテレコム株および米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)株の全売却を実施し、手元流動性を確保した。これにより、LTV(Loan to Value:保有株式価値に対する純負債の割合)は20.6%と、財務規律の上限とする25%未満の水準を維持している。
後藤CFOは決算説明会で、同社が目指す方向性について「ASI(人工超知能)時代のナンバーワン・プラットフォームプロバイダーになること」と強調した。OpenAIへの追加出資完了や、AI半導体メーカーのアンペア(Ampere Computing)の買収など、AIインフラからサービスまでを包括する「コネクテッド・プラットフォーム」の構築に向けた布石を着実に打っている。
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