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- 2026/03/25 掲載
OpenAI動画生成AIアプリ「Sora」終了、ディズニーとの提携解消へ
AIエージェントやロボティクス向け世界モデルにリソースを集中
OpenAI動画生成AIアプリ「Sora」終了へ
米OpenAIは、テキスト指示から高品質な動画を生成するアプリ「Sora」の一般向けサービスとAPIの提供を終了する。Soraはリリースから6カ月間にわたり公開され、ソーシャルメディア機能も備えた動画制作プラットフォームとして展開された。同社は提供終了の理由として、AIモデルの計算資源にかかる莫大なコストと需要の逼迫を挙げている。今後は製品ポートフォリオを簡素化し、企業向けシステムや自律的にタスクをこなすAIエージェント、新たなAIモデル「Spud」の開発に注力する。
また、Soraの研究チームは、物理世界の課題解決を支援するロボティクス分野への応用を見据えたワールドシミュレーション技術の研究へと軸足を移す。Soraの終了に伴い、OpenAIがウォルト・ディズニー・カンパニーと結んでいた10億ドル規模の契約も白紙となった。
両社は2025年12月、Sora上でミッキーマウスやピクサー作品など200以上のディズニーキャラクターを利用できるライセンス契約と投資枠組みを発表していた。ディズニーはこの決定に対し、急速に進化するAI分野におけるOpenAIの戦略的撤退を尊重するという見解を示した。
ディズニーは今後も知的財産権とクリエイターの権利を保護しつつ、テクノロジーの活用策を模索する方針を明らかにしている。Soraはサービス開始直後から、生成映像がディープフェイクや偽情報の拡散に悪用されるリスクへの懸念や、著作権問題を指摘する声が絶えず、スケーラビリティと安全性の両立が課題となっていた。
激化する動画生成AI市場、中国AIモデルの台頭
OpenAIが動画生成アプリ市場から撤退する一方で、世界の生成AI市場における開発競争は激しさを増している。特に2026年に入り、中国企業の台頭が顕著である。中国のバイトダンス(ByteDance)は、テキストや画像からシネマティックな高品質動画を生成するモデル「Seedance 2.0」をリリースした。
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