• 2026/04/21 掲載

中国AIのDeepSeekが初の外部資金調達を計画、企業価値100億ドル超へ

3億ドルの外部資金調達を計画、企業価値評価は100億ドル超へ

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中国のAIスタートアップであるDeepSeekが、初の外部資金調達に向けた協議を開始した。設立以来、親会社の自己資金のみで運営してきた同社だが、少なくとも3億ドルの調達と100億ドル超の企業価値評価を目指す。最先端モデルの開発や計算資源の確保、激化する人材獲得競争への対応が狙いとみられる。
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(Photo/Shutterstock.com/JarTee)
 中国の人工知能(AI)スタートアップ、DeepSeek(ディープシーク)が、設立以来初となる外部からの資金調達に向けて投資家と協議を進めている。複数の報道機関が2026年4月17日から20日にかけて報じたところによると、同社は少なくとも3億ドルの調達を目指しており、企業価値評価は100億ドルを上回る見通しである。

 DeepSeekはこれまで、親会社であるヘッジファンドの幻方量化(High-Flyer Capital Management)による内部資金のみで運営を続けており、外部資本の受け入れを拒んできた経緯がある。今回の戦略転換は、最先端モデルの開発や計算資源の確保に伴う莫大なコスト負担に加え、激化する人材獲得競争への対応が背景にあるとされている。

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DeepSeekが企業価値100億ドルへ、3億ドルの資金調達に向けた協議(図版:ビジネス+IT)

 DeepSeekは、低コストで高性能なAIモデル「R1」シリーズなどを開発し、世界のAI業界や市場に大きな影響を与えてきた。これまで独自の立ち位置を維持してきた同社が外部資金の導入に動くことで、中国のAIエコシステムにおける資本流入がさらに加速する可能性がある。

 一方で、主要な研究者がバイトダンス(ByteDance)など他のテック企業へ流出している現状も報じられており、今回の資金調達には組織の安定化と将来の大規模モデル開発を安定的に進める狙いがあるとみられている。

 今回の調達交渉には、中国国内のベンチャーキャピタルや投資機関が関心を示している。しかし、米中の技術対立などの地政学的リスクを背景に、米国の投資家が参加するかどうかについては不透明な状況が続いている。

 DeepSeek側はこの件に関する公式なコメントを出していないが、業界関係者の間では、同社がこれまでの非商用的な姿勢から、より強固な財務基盤と商業的拡大を重視するフェーズへ移行しつつあるとの見方もある。

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