- 2026/04/21 掲載
中国AIのDeepSeekが初の外部資金調達を計画、企業価値100億ドル超へ
3億ドルの外部資金調達を計画、企業価値評価は100億ドル超へ
DeepSeekはこれまで、親会社であるヘッジファンドの幻方量化(High-Flyer Capital Management)による内部資金のみで運営を続けており、外部資本の受け入れを拒んできた経緯がある。今回の戦略転換は、最先端モデルの開発や計算資源の確保に伴う莫大なコスト負担に加え、激化する人材獲得競争への対応が背景にあるとされている。
DeepSeekは、低コストで高性能なAIモデル「R1」シリーズなどを開発し、世界のAI業界や市場に大きな影響を与えてきた。これまで独自の立ち位置を維持してきた同社が外部資金の導入に動くことで、中国のAIエコシステムにおける資本流入がさらに加速する可能性がある。
一方で、主要な研究者がバイトダンス(ByteDance)など他のテック企業へ流出している現状も報じられており、今回の資金調達には組織の安定化と将来の大規模モデル開発を安定的に進める狙いがあるとみられている。
今回の調達交渉には、中国国内のベンチャーキャピタルや投資機関が関心を示している。しかし、米中の技術対立などの地政学的リスクを背景に、米国の投資家が参加するかどうかについては不透明な状況が続いている。
DeepSeek側はこの件に関する公式なコメントを出していないが、業界関係者の間では、同社がこれまでの非商用的な姿勢から、より強固な財務基盤と商業的拡大を重視するフェーズへ移行しつつあるとの見方もある。
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