- 2026/04/20 掲載
ソフトバンク、国産LLM「Sarashina」の法人向けサービスを6月開始へ
企業が機密データを安全に扱える「データ主権」を確保
新サービスのインフラには、オラクルのクラウド技術をパートナー企業自身のブランドで提供できるサービス「Oracle Alloy」を採用している。これをソフトバンクが運営する国内データセンター内のクラウド基盤「Cloud PF Type A」上に構築し、運用する。海外のサーバーを経由しないため、機密性の高い情報が日本の法的管轄内に留まる。これにより、厳格なデータ管理が求められる政府機関や自治体、学術機関、大手企業などの高いセキュリティ要件に対応する。
日本オラクルが2026年4月16日に開催したイベント「Oracle AI Tour Tokyo」に登壇したソフトバンクの丹波廣寅常務執行役員は、企業が保有する情報をAIと連携させる場合、そのデータを厳密に管理できる環境が必要であると強調した。データの統制を完全に維持できるインフラが整うことで、企業における本格的なAI活用が始まると説明した。
提供される機能には、文章の校正や要約、文書生成、プログラミングコードの作成支援などが含まれる。さらに、特定のタスクを実行するAIエージェントとの対話システムや、複数のAIエージェントが連携して複雑な業務を処理するマルチエージェントシステムの構築基盤としても利用できる。
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