- 2009/01/29 掲載
組織内違法コピー告発が過去最多、組織内違法コピーの実態などを掲載する「違法告発.com」が公開
BSAによれば、組織内違法コピーに関する情報提供窓口への通報は増加傾向にあり、2003年に178件であった情報提供数が、2008年には約3倍の544件と過去最多を記録した。
この点、BSAでは、ソフトウェアに対する費用を惜しみ、違法コピーの利用を強要または放置している経営側と、「適法な環境で仕事をしたい」「違法行為には荷担したくない」と考える従業員との間で、コンプライアンス意識のギャップが拡大しているためと分析している。
情報提供数の増加が、そのまま組織内違法コピーの数の増加を意味しているわけではなく、BSA側も「実際に通報するのは一握り」と指摘するように、意識の高まりなども受けた結果だと言える。
BSAではこうした取り組みを加速する目的で「違法告発.com」を公開。組織内違法コピーがどのように行われているのか漫画形式で紹介するコンテンツや、BSAへの情報提供が情報提供者の立場に深く配慮した仕組みについての紹介、さらに実際の告発がどのように行われるのかを具体的にイメージできるコンテンツなどを掲載する。
BSAに所属するのは、アドビ システムズ、アップル、オートデスク、CA、シスコシステムズ、コーレル、デル、HP、IBM、インテル、マカフィー、マイクロソフト、SAP、SAS Institute、シマンテック、トレンドマイクロ など。
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