- 2009/02/03 掲載
NEC、ANAにUHF帯RFIDによる航空機整備用ツール出納管理システムを構築
このシステムは、整備士が運航便で使用する全16種・約2400個におよぶ整備用ツール、マニュアル、車両キー、および整備士のネームプレートにUHF帯RFIDタグを取り付け、ゲート型RFIDリーダでタグを読み取ることによって、誰が何をいつ持ち出し返却したかを自動的に記録するもの。
ANAでは、航空機の安全運航、定時運航を目的とし、発着総便数が1日約440便に上る羽田空港と成田空港の整備業務において、整備士が運航便で使用する整備ツールの正確かつ迅速な出納管理の導入を決定。今回のNECのRFIDソリューションを活用したシステムの導入によって、より徹底した整備用ツールの管理と、整備士が機体整備に集中することのできる環境の整備を実現したという。
NECは、このシステムの構築に際し、RFIDの専門エンジニアによるサポート体制を構築し、業務検証からアプリケーション構築、運用の定着まで一貫して支援を行っている。
関連コンテンツ
PR
PR
PR