- 2009/04/20 掲載
英Paremus社、クラウドアプリケーション向けプラットフォームで日本市場参入
同日都内で開かれた発表会では、同社のCEOであるRichard Nicholson氏が登壇。はじめに、現在のエンタープライズアプリケーションをめぐる状況を紹介し、SOAが根本的な見直しを求められていること、クラウド・コンピューティングは魅力的な選択肢ではあるものの、大規模企業にとっては課題が多いことを挙げて「エンタープライズアプリケーションはプライベート・クラウドへ向かう」と説明した。そのうえで、プライベート・クラウド向けのサービスプラットフォームであるParemus Service Fabricの概要が紹介された。
Paremus Service Fabricは、分散処理が可能なこと、スケーラブルであること、OSGiおよびSCAのスタンダードベースであること、堅牢であること、モデルドリヴンであることの5つが主な特徴。また、既存のエンタープライズアプリケーションからの移行も容易という。Nicholson氏に続いて製品の詳細を解説したセールス・マーケティング担当のMike Francis氏によれば、同社では開発者向けツールやランタイムサービス、管理者向けのサービスをあわせて提供するという。
同製品はエージェントあたりの使用権について料金を課す仕組みで、1エージェントあたりの使用権は241,000円(365日、24時間のサポートが含まれるPremiumの場合)。日本ではマイクロサミットが総代理店となり、リセラーやSIerを通じて販売される。
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