- 2009/04/22 掲載
米VMware、社内クラウド向け次期仮想化ソフト「VMware vSphere 4」を発表
社内のITリソースを、仮想化によってクラウドとして柔軟に利用できる「Internal Cloud」に対応した初のOSだという。
プロセッサやストレージ、ネットワークといったインフラをプールし、必要に応じて柔軟に動的に利用できる管理機能が加わっている。仮想マシンあたりの対応仮想プロセッサは4個から8個、仮想NICは4個から10個に、仮想マシン用のメモリも64GBから255GBまで強化された。ネットワークスループットは、9Gbpsから30Gbpsに、最大I/Oレコードも300,000へと3倍になった。
こうした機能強化により、アプリケーションの展開は50%、CitrixXenAppでは30%ほど仮想環境のパフォーマンスが改善するという。
導入する物理サーバの対応も、32サーバ、2,048プロセッサまで拡大。32TBのメモリ、16ペタバイトのストレージ、8,000ネットワークポートに対応した。
ラインアップとしては、1プロセッサ166ドル、または3物理サーバ995ドルで、小規模事業者向け「VMware vSphere 4 Essentials」、1プロセッサ499ドル、または3物理サーバで2,995ドルの可用性強化やデータ保護、パッチ管理機能などが加わった「VMware vSphere 4 Essentials Plus」を新たに加え、「VMware vSphere 4 Standard」、「VMware vSphere 4 Advanced」、「VMware vSphere 4 Enterprise」、「VMware vSphere 4 Enterprise Plus」などが提供される。
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