- 2009/04/30 掲載
NEC、2009年秋開業のザ・ペニンシュラ上海に無線LANネットワークシステムを構築
ザ・ペニンシュラ上海は、アジア・北米を中心にホテル ザ・ペニンシュラホテルズを運営する香港上海ホテルズ社が、2009年秋に開業予定のホテル。
今回受注のシステムは、ホテルおよび隣接するマンションに設置された中大容量コミュニケーションサーバ「UNIVERGE SV8500」を中核とし、ホテルとマンションの2つの大規模ネットワークを連携したもの。このネットワークの配下に、無線LANアクセスポイント「UNIVERGE WL1500-AP」2000台、ホテル従業員が利用する無線IP電話機「UNIVERGE Terminal MH250」220台、IP対応多機能電話機「UNIVERGE IP Phone DT700シリーズ」、客室・レジデンスの各部屋に設置された固定電話機を配備する。
このシステムによってザ・ペニンシュラ上海では、チェックイン/チェックアウトに連動してフロア担当者の無線IP電話機に宿泊者の客室番号・名前等が配信され、ウェルカムドリンクやハウスキーピングの対応が可能になる。また、客室やレジデンスからルームサービスやクリーニング依頼が行われると、ホテルサーバで管理するシフト勤務を参照し、適切な担当者へ業務指示のメッセージが配信されるなど、迅速な対応、サービスの質の向上、従業員の業務省力化を支援する。
「UNIVERGE SV8500」を活用したホテル向けソリューションでは、日本を除くアジア初の事例だと発表されている。
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