- 2009/05/20 掲載
米ブラック・ダックが日本法人設立、OSSソフトウェア開発製品を提供
日本ではOSSソフトウェア開発フレームワーク「Black Duck Suite」を発売する。同製品は、製品で用いられているコードを、OSSや社内・社外コードから検索、選択、承認、検証、そしてモニターできるビジネスプロセスを最適化、自動化する新しい方法論とプラットフォームを提供するという。
ブラック・ダックは、2012年までに商用ソフト内にOSSが利用される割合は85%にのぼるとするガートナーの調査を引用し、OSSが注目を集めているものの、OSS利用はライセンス準拠、セキュリティ脆弱性、バージョン管理などに注意を払う必要があると指摘。他国では訴訟につながる例もあるという。
Black Duck Suiteは、OSSを含むソフトウェアコンポーネントのマネジメントを行う「Black Duck Code Center」、ソースコード内に存在する全てのOSSを洗い出してくれる「Black Duck Protex」、ソースコード内にある特殊暗号などを検知してくれる「Black Duck Export」(オプション)、Black Duck Softwareのソフトウェアと、商用の開発ツールや社内システムとのインターフェース作成に用いる「SDK」によって構成される。
関連コンテンツ
PR
PR
PR