東北大学、ソニーら、「モバイル環境における医療情報通信システム開発コンソーシアム」設立

　同コンソーシアムは、東北大学のほか、ソニー、フクダ電子、オムロンヘルスケア、本多電子、ウィルコム、ネットワンシステムズ、スリーリンクスが参加する。

　東北大学は、2003年4月より加齢医学研究所に臨床医工学寄附研究部門を設置し、遠隔医療を中心とした「IT外来構想」実現に向け取り組んできた。2007年10月からは、東北大学、宮城県、仙台市が先進予防型健康社会を目指した「広域仙台地域知的クラスター創成事業」を展開、この動きを受けて同コンソーシアムでは、高画質映像を中心とした生体情報を簡便に伝送できる遠隔医療システムの開発を目指す。