- 2009/08/03 掲載
富士通とマイクロソフト、ミドルウェア分野で初の戦略協業
ミドルウェア分野の戦略協業の第一弾として、富士通のグループウェア「Teamware」にマイクロソフトのコラボレーション基盤「Microsoft Office SharePoint Server」を組み合わせた製品を開発。統合コラボレーション製品「Teamware Collaboration Suite」として、本日より販売を開始する。
Teamware Collaboration Suiteは、ライブラリやスケジュール管理などの情報共有を図るグループウェアTeamwareに、SharePoint Serverの情報ポータル、ブログやWiki、検索機能などを連携させた情報共有基盤製品。
Teamware Collaboration Suiteの特徴は大きく3点。1つめはグループウェア、ファイルサーバ、ブログ、Wikiなどの情報を横断的に検索できる統合検索機能。既存システムに手を加えずに、既存資産を含めて分散している情報も検索できるという。
2つめはタスク機能。複数名への作業依頼、進捗管理、回答集計をまとめて実行可能。複数担当者の進捗状況(未処理、処理中、処理済)を一覧で確認できるほか、担当者の状況に応じてコメントをしたり、個別に質問と回答のやりとりが行える。
3つめはTeamware Webパーツの提供機能。メールやフォーラム、ライブラリ、スケジュール管理などの機能をポータルから直接利用できる。基本機能はテンプレートの活用により、インストール後すぐに使用でき、多様なWebパーツを自由に組み合わせることで業務に則ったポータルサイトを構築できるという。
富士通とマイクロソフトの両社は、今後もミドルウェア分野における協業を推進し、PCサーバ「PRIMERGY」とWindows Serverプラットフォームをベースとしたビジネスを拡大していくという。
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