- 2009/08/03 掲載
済生会熊本病院、「Citrix XenApp」を導入でITシステム強化
しかし、医療用のアプリケーションは特殊な環境で開発されたものが多く、Sun Ray Server上ではWindowsアプリケーションが動作しないものもあり、課題を抱えていたという。また、Sun Ray端末の設置場所や利用者ごとに利用できるアプリケーションやプリンタ、アクセス権限などを設定しなければならず、運用管理が煩雑だった。
今回導入したシステムは、15台の公開アプリケーション用サーバと5台の公開デスクトップ用サーバが、RDP(Remote Desktop Protocol)によりSun Ray Serverに接続され、約400台のSun Ray端末からアプリケーションにアクセスできる。また、Wyse製のシンクライアント端末が10台導入され、「Citrix ICAクライアント」で直接公開デスクトップ用サーバに接続されている。同病院の関連施設である済生会みすみ病院に設置された40台のSun Ray端末と3台のWyse端末からも、インターネット経由で「Citrix XenApp」上の事務系アプリケーションを安全に利用できるという。
同病院は、新システムの導入効果として、OSに依存しない配信の実現、クライアント端末の一元管理によるセキュリティ強化、大量アクセスにも耐える優れたパフォーマンスと拡張、24時間365日のシステムメンテナンスの効率化等を挙げている。
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