- 2009/10/13 掲載
米インテルのQ3決算は減収減益も予測を上回る
ただし、前期(1-3月期)比では売上高、純利益、営業利益のいずれも増加、8月28日に同社が発表した業績見通しの上方修正値を上回るとともに、市場予測も上回った。
マイクロプロセッサとチップセットの出荷数は過去最高を記録。中でもネットブックなどに採用されているAtomプロセッサとチップセットが好調で、売上高4億1,500万ドルで前期比15%増だった。そのほか、モバイルグループの売上高が前期比19%増、デジタルエンタープライズ向けが同14%増だった。
4Q見通しとして、売上高が101億ドル(プラスマイナス4億ドル)、粗利益率は62%(プラスマイナス3%)を見込んでおり、不況前の水準に戻る予測を発表している。
米インテルの業績は、半導体業界に限らず、ハイテク市場全体を見通すうえで重要な指標とされている。
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