- 2009/10/21 掲載
シスコが統合型ルーターを発表、スイッチからWAN最適化、ビデオ、ユニファイドコミュニケーションまで
シスコでは本製品を、いつでも、どこでも、誰にでも、どのようなデバイスに対しても、アプリケーションやサービスをシームレスかつ安全・確実に提供できるようにするコンセプト「シスコ ボーダレス ネットワーク アーキテクチャ」の構成要素の一つと位置付ける。
製品ラインナップは大きく3種。フラッグシップ製品となるCisco 3900シリーズ サービス統合型ルーターは、ハイアベイラビリティ、パフォーマンス、スケーラビリティを備えながら、セキュリティ、スイッチング、ユニファイド コミュニケーション、ビデオ、ワイヤレス、WAN最適化、アプリケーションデリバリなどのL1-7のサービスを統合して提供する。
Cisco 2900シリーズ サービス統合型ルーターは、セキュリティ、スイッチング、ユニファイド コミュニケーション、ビデオ、ワイヤレス、アプリケーションデリバリ機能などを提供。
コンパクトなモジュラ型ルーターのCisco 1900シリーズ サービス統合型ルーターは、デスクトップサイズながら、802.11nに対応した新しい無線LAN機能を含む幅広い接続オプションを備えている。
同社によれば、これらのCisco ISR G2は2004年に発売した「Cisco ISRシリーズ」の5倍のパフォーマンスを発揮するという。
シスコはテレビ会議システムを提供するタンバーグを買収するほか、サーバー分野にも進出するなど、既存のルーター製品の枠組みを超えた製品ポートフォリオを強化しており、今回の製品発表もこうした取り組みの一貫とみられる。
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