キヤノンと富士通は、プリンティング機器およびIT機器の運用・管理サービスの分野で協業することを発表した。

　今回の協業によって両社は、キヤノンのプリンティング技術と富士通のクラウド技術を活用し、キヤノンのプリント管理・運用サービスと富士通のIT管理サービスを組み合わせた一元的サービスを提供する方針だ。具体的には、キヤノンのドキュメント入出力環境を最適化、管理・運用する「キヤノン・マネージド・ドキュメント・サービス」と、富士通のIT資産運用管理サービス「ワークプレイス-LCMサービス」を組み合わせ、共同で提供する。

　2010年3月から、キヤノンマーケティングジャパンと富士通が共同で、日本の中堅および大手企業を対象に本サービスの提供を開始。また、本協業の展開に際して、両社は共同でマーケティングおよびアライアンスの推進を行い、ビジネスの企画および支援体制を整備する。