インフォコムは10日、ファイルサーバの見える化を進めるソリューション「Reddnote」の正式版を3月から販売すると発表した。また、期間限定でクライアントPC向けの「Reddnote試用版」を無償で提供するという。
インフォコムは、企業のファイルサーバに保存されるさまざまな種類の文書ファイルの解析、検知を行い、結果をレポートするソリューション「Reddnote(レッドノート)」の正式版の販売を3月より開始する。言語理解研究所が開発した「日本語意味解析モジュール」をもとに開発されたソリューションで、ファイルサーバ上のさまざまな文書ファイル情報や、潜在するリスクを可視化することができ、より効果的に文書ファイルの管理および活用が可能になるとしている。同社では、こうしたオフィスファイルやPDFファイルの中身を解析して、リスクドキュメントと疑われるファイルを検知する仕組みを「ドキュメントマイニング」と定義して呼んでいる。
実際に試用したある企業では、ファイルサーバ上の5.6TBの文書ファイルを解析した結果、文書ファイル量の約15%に相当する不要ファイルおよび重複ファイルを検知し、相当する量の不要ファイルを削除することができたという。
なお、今回の正式版の販売開始に伴い、クライアントPC向けの「Reddnote試用版」が無償で提供される。試用版の申し込みは3月末日まで。
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