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  • 2007/02/15

関西流ベタベタIT商法の挑戦12~あま~いITの話

合同会社 関西商魂 代表 中森勇人

大阪が生み出した儲かる(売上アップ)のためのIT商法は、「使える物は何でも使う、便利を追求する、花より団子」とごちゃ混ぜの三拍子がそろっている。本連載ではそんなベタで面白いIT商法を紹介していく。


【売上アップ】合同会社 関西商魂 代表 中森勇人
合同会社 関西商魂
代表 中森勇人
注目集める砂糖電池

 電池といえば電話や懐中電灯、ラジオなどに用いられ、現代生活には無くてはならない存在だ。その電池は、大別すると化学反応を利用する化学電池と太陽電池などに代表される物理電池の2種類に分けられる。
 化学電池はさらに3種類に分類される。乾電池に代表される使い切りの一次電池、携帯電話やノートパソコンに使用されているニッケル水素電池、自動車の鉛蓄電池などの二次電池、アルコールなどの燃料から直接電気を取り出す燃料電池。

 これら化学電池を使う機器は小型化が進められ、電池の容量も大きなものが求められてきたが、もはや限界を迎えつつある。また、使用後の廃棄物等の環境問題もあることから、よりポテンシャルの高い燃料電池の実用化への要望が高まりつつある。

   中でも砂糖と酸素を取り込み二酸化炭素と水を排出し、電気を発生させる砂糖電池はクリーンであること、原料が何処でも手に入ること、人体に無害であることなどから近年注目を浴びている。
 以前、京都府にある松下電器産業先端技術研究所で取材をしたことがある。ここでは、人をはじめとした生命体のエネルギー発生の仕組みを電気の発生プロセスとして電池に置き換える研究をおこなっていた。

 興味深かったのは砂糖(グルコース)を用いた電池の研究。グルコースは24個の電子を持っており、これを全て取り出し利用できればスプーン一杯の砂糖でパソコンを2、3時間動かすことが可能だという。 外邨正主幹研究員は砂糖電池の可能性についてこう語っていた。
「樹液にも糖分が含まれます、近い将来、街路樹のクリスマスイルミネーションに電源を使うことも無くなるかも知れません。携帯電話やパソコンの電源が切れても喫茶店などで砂糖を入れれば動き出すとか、血糖値センサーと発信器を組み合わせれば24時間のモニタリングも患者の負担無くおこなうことが出来ます。他にも放牧牛の監視システムなど利用範囲は無限大です」。

 すでにサトウキビから自動車燃料用として「バイオエタノール」を製造し公用車での実用化を目指す環境省のプロジェクトもおこなわれている。将来、アイボが餌入れに入った砂糖を食べて部屋中を走り回るシーンも見られるだろう。
砂糖電池で動くユビキタスならさぞかし、あま~い会話になるに違いない。

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